下絵を消す消しゴムのキモチ
いろいろな「消しゴム」を試してきました。
エンピツで描いた下絵を消すための
「消しゴム」です。
消せればよいと思っていると
あとでとんでもないことになってしまうので
何度も何度も慎重に試しました。
原稿用紙との相性もあって
合わないもので下絵を消すと
紙が毛ば立って来てその後の
ホワイトがうまく乗らず苦労するんです。
毛ば立つのも多分目には見えない世界で
だけどその異世界のお陰で「消しゴム」がいかに大事か
教えてもらう感じでした。
製図用具はドイツ製が優秀で
インクからペンから全てを選ぶと本当に間違いない。
なのに消しゴムだけは
セレブ製が使えませんでした。
で
何度もいろいろなメーカーを試した結果
原稿用紙と製図用インクとの相性がよく
ゴシゴシと何度擦ってもいい感じ
そして消す時に力をさほど入れなくても良い
優秀な消しゴムがありました。
それは・・・
トンボのMONO
これ毎回箱買いしています。
どんなに高級料理を食べても
一流のシェフがその腕前をふるっても
小腹が空いた夜には
納豆ご飯や卵かけご飯を食べたくなったりする
あの感じでしょうか
ここに落ち着く感じが。
使っていて優しくて
下絵をなぞったペンのインクも壊さずに
エンピツの線だけを綺麗に消してくれます。
あまりにも固い消しゴムだと
ペン入れの時のインクも一緒に取り除いてしまったりするので
要注意。
師匠の「内田善美氏」のあの究極の美しい生原稿を見た時
その原稿にはいっさいホワイトがかかっていませんでした。
『失敗しない人なのか…』と思っていたら
いらない線が出来た時にはなんと
「砂消し」で消していたそうです。
チーフアシスタントの方がそぅ~~~・・・と
本当にそぅ~~~~・・・と息を殺しながら
砂消しで
要らない線を消していたのに驚きました。
消しゴムの使い方もいろいろなのだなぁと
新人ながら思いました。
ペンやインクのように主役としてスポットライトは
当たらない消しゴムだけれど
仕上げには欠かせない協力者なんですよね
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