忘れていた子供の日

すっかり忘れていました

「子供の日」だったことを。

ざっくりとGWという認識で暮らしていたので

「しょうぶ湯に入る日」はしっかりと心していたけど

「子供の日」だったことを

昨日近くの植物園に行って

思いっきり知らされました。

いつもは静かな植物園で

時々お弁当を買ってここでランチをするのですが

『GW中だから混んでいるかもね～』くらいの感覚で行ったら

子供たちとイベントのケイタリングなどで

ビックリする程大賑わいでした。

入園無料の植物園なので

気軽に行かれて良いんですよね。

なんとか座るベンチを見つけて

お弁当を広げようとしていたら

目の前に上半身裸で身体の両側に見事なタトゥーの入った

若い男性が

大事そうにお弁当を手に持って歩いて行きました。

どう見てもこの中では浮かぶ感じの人だったけど

ご家族か仲間が一緒なのかなと思い

しばらくその人のことを忘れていました。

木馬たちが片付けられているのを見に行ったら

そのすぐ側で先ほどのタトゥーが一杯の裸のお兄さんが

食べ終わったお弁当箱を隣に置いて

キモチ良さそうに芝生で昼寝をしていました。

家族も仲間もいなくて

一人で来ていたみたいでした。

たくさん並んでお弁当を買って

回転木馬に乗っている子供達を見ながら

一人でお弁当を食べてお腹いっぱいになって

キモチ良くお昼寝しちゃったみたいです。

こんなのどかな場所に一人で来る感じの人には見えなかったけれど

なんだかとっても幸せそう。

よく見ると

その男性はまだ十代くらいなのかな。

そうか

彼もまだ子供だったのかもしれないね。

あの回転木馬に乗っている子供たちを見て

自分ももっと子供の頃に戻って

はしゃぎながら本当は乗りたかったのかもしれない。

お休みの日

たくさんの子供たちのいる植物園に来た彼。

一人でやって来たそのタトゥーの入った男の子が

とっても嬉しそうだったので

なんだか想像をしてみて

さまざまな「子供の日」を味わいました

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