”モタさん”に教えてもらったこと | くじらいいく子 オフィシャルブログ 「クジラのキモチ」 Powered by Ameba

”モタさん”に教えてもらったこと

斎藤茂太さんのファンで

ある時いつも鞄の中に先生の本を入れて

持ち歩いていました。

 

 

 

愛称はモタさん。

 

 

誰もが心の中に持っていることなのに

忘れてしまっていたり

気が付かなかったりしていることを

ちゃんと文字として残してくれた方で

 

時々

疑問に思うことや

心が折れそうになる時に

モタさんの本を広げて助けてもらっていました。

 

 

 

斎藤茂太さん

 

 

 

 

 

何冊か読んだ本の中で忘れられない一文がありました。

 

 

 

 

 

 

それは

モタさんが奥様と長い船旅のツアーに参加した時のこと

同じツアーに参加していた同年代の男性と

仲良くなりました。

 

 

一緒に食事をしたりしてどんどん仲良くなりました。

 

 

 

 

ある時モタさんは何気ない一言をその男性にかけました。

 

モタさん

「奥様はお家でお留守番ですか。

次はご一緒に来られると良いですね」

 

 

 

その男性は

「妻は亡くなりました。

いつもこの船旅に一緒に来ていたのです」

 

 

 

男性は亡き妻の思い出を抱えながら

一人で参加していたのです。

 

 

 

これを聞いたモタさん

強いショックを受けました。

 

 

 

ただの挨拶程度の質問で

男性の大事な思い出の時間にまで

踏み込んでしまったこと

物凄く後悔しました。

 

 

 

 

それ以来モタさんは

相手のことを知らないのに

挨拶程度としての

こういう質問はしないと決めたそうです。

 

 

 

訊くことが相手を傷つけてしまうこと

とても激しく後悔されたモタさんの文章を読みながら

わたしにも染み込ました。

 

 

 

 

 

 

 

 

今世の中がだんだんと

女だからとか男だからとかの枠を取り払おうとかしていたり

結婚しているかとかの質問も

上司からは訊かないようにしようとか

そういう動きが出て来ていて

 

長い間

人から普通のこととして質問されて

傷ついて来た人達の声が今外に出て行っている。

 

 

 

 

 

 

 

モタさんはこんな感じの時代が来たことを

生きていたらどう表現されるのだろうかと

想像してみたりしています。

 

 

 

以前も書いたことのあるモタさんのこのご経験のこと

わたしの心の鞄にずっと入っているみたいです照れ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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