消えていく住人達 | くじらいいく子 オフィシャルブログ 「クジラのキモチ」 Powered by Ameba

消えていく住人達

ご近所の年上の女性たちと3人で

ランチ会をしました。

 

 

 

以前はよく会っていたのですが

帯状疱疹になった人がいて

それが顔に出来て相当酷く

3年間も薬を飲んでいたため

会うことが出来ませんでした。

 

 

メールも使っていないらしく

音信不通になりながらも

なんとか久しぶりに顔を合わせることに成功。

 

 

 

彼女たちは私より4~5歳くらい年上。

 

 

それでも隠居をするにはまだ早いと思うけれど

話しているとどうも隠居気味。

 

 

 

パソコンは使わず

スマホも無く

行動範囲をかなり狭めている様子。

 

 

 

話の内容はやはり

高齢者あるあるの話に花が咲く。

 

 

 

しかし

話している最中にちょっと思いました。

 

『わたしもあと5年くらいしたら

同じようになるのだろうか・・・』

 

 

 

彼女たちの年齢でも

バリバリと動いている人達は多いのに

口から出る言葉は

 

「もう歳だからこれでいいの」と。

 

 

 

 

そうなのかなぁ。

 

 

 

無理はしなくて良いけれど

嫌なことはしなくて良いけれど

社会と繋がって行かなくなることに

不安は無いのだろうか。

 

 

わたしは不安バリバリですけど。

 

 

 

 

 

 

 

数年前に自治会の役員をした時

大きくもめて大変だったけど

その時に強烈なキャラでガンガン言って来た人たちも

この数年ですっかり姿を消しました。

 

 

ご近所のことを良く知っている彼女たちに

あの人達はどこへ行ったのだろうと聞いたら・・・

 

 

「ある日忽然と消えた」

 

 

のだそうです。

 

 

 

 

 

そしていつのまにか空き家に。

 

 

それがあっちもこっちも。

 

 

 

あんなに元気で大きな声で発言していた人も

わずか数年の間に消えました。

 

 

 

 

そしてさらに数年経てば

そこに新しい家が建ち

新しい住民がやって来るのでしょうね。

 

 

 

 

あの時の町のもめ事も

何事も無かったのように

語り継ぐ人が居なくなったら

もう誰も知らない。

 

 

 

 

 

 

家の中から外に

一歩も出られなくなった人もいると言う。

 

 

わずか5段くらいの階段を降りられないらしい。

 

 

 

 

 

一言にそれを「老化」と言って笑って終わるには

複雑なキモチ。

 

 

受け入れ方が難しいですね。

 

 

 

 

 

ランチ会から帰ってすぐにいたたまれず

なぜかスクワットを沢山しました照れ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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