「クマ出没注意!」の看板の秘密 | くじらいいく子 オフィシャルブログ 「クジラのキモチ」 Powered by Ameba

「クマ出没注意!」の看板の秘密

天気のとても良い日曜日

低登山に行って来ました。

 

 

そこはいつも

「クマ出没注意!」の看板が

川沿いのあちらこちらにあるところなので

今回は小さなクマベルを持って

音を出しながら登りました。

 

 

やはり看板の影響か

同じようにベルを鳴らしながら

登ってくる人もいました。

 

 

 

 

 

 

実は下山時

友人といっぱいおしゃべりしながら歩いていたら

分かれ道を間違い

見たことのない道路に出てしまいました。

 

 

「ここはどこだ?!」

 

 

どこで道を間違えたのかも全くわかりません。

 

 

 

しばらくしたら一台の車がやって来ました。

 

 

わたしたちを見つけると

県の職員さんのようで

心配して降りて来てくれました。

 

 

 

県の「鳥獣保護」の仕事をされている方でした。

 

 

 

道に迷ったことを告げると

「では分かれ道まで一緒に行きましょう」と言って

車を降りて

わたしたちに地元のみかんをくれて

一緒にまた山の中へ入りました。

 

 

 

 

 

その方は50年間ずっと猟師さんをされていて

高齢ではあるけれどこの山の管理を任されていて

 

「鳥獣保護」というのは

山道にワナを仕掛けられていないかなどを

見守る仕事なのだそうです。

 

 

 

 

 

この山には何回か来ているけれど

地元のパトロールの方とは会ったことがなかったので

面白くていろいろと質問。

 

 

 

 

そうだ!

 

あの「クマ出没注意!」の看板が

川沿いの道のあちらこちらにあったけど

「この山はクマは出るんですか?」と訊くと・・・

 

 

 

 

 

パトロールのおじさん

ニコニコ笑いながら

 

 

「釣り人がね

あまり人が多く来て賑やかになると

魚が来なくなるからね・・・

 

釣り人が役所に「クマが…」と言って来たので

目撃情報として取り扱わないといけないので

看板を出しているんです」

 

 

 

 

 

 

 

・・・

 

 

 

ほーーーーーーーーーー。

 

 

 

 

 

そういうことだったんですか。

 

 

 

 

 

 

 

なるほど

 

今から考えると

「クマ出没注意!」の看板は

川沿いから上がる道にばかりあって

 

川から離れた所には一つもありませんでした。

 

 

 

本当に見たのかどうかは

その釣り人しか知らないことですが

地元の方々はどうも真実を知っているようですね。

 

 

 

 

こんな話を聞くことが出来るなんて

道を間違えて良かった・・・

 

とは言えないけれど

週一しかパトロールに来ないという

管理のオジサンの車と出会えたことは

本当にラッキーでした。

 

 

 

出会ったのがクマでなく

優しいオジサンで良かった。

 

 

 

 

 

ここの「クマ出没注意」の看板

未だに真実はわかりません~ウインクあせる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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