里親になって１０年経ちました

ニャンズの里親になってから

１０年が経ちました。

里親と言うよりはもう本当の親ですネ。

ボランティアで里親を募集している

ペットショップがあり

時々小さなニャンコを見かけていました。

我が家には先住ネコのにゃんこセンセーが

いたので

時々おやつを買いに行っていた場所です。

そしてにゃんこセンセーが天寿を全うして

虹の橋を渡ってしばらくした頃

そのペットショップで里親を募集していたことを

思い出しました。

もう二度とペットショップへ

行くことはないと思っていた時のことでした。

新しい家族を迎え入れようと考えた時に

ひとつだけ自分で決めたルールがありました。

それは

お店に入って最初に目が合った子にしようということ

でした。

そこには何カ所から集められた里親を募集している子達の

ケージがいくつかあって

みんな大きさなどが違う子達が入っていました。

わたしはその子達を

「選ばない」

ことを選択しました。

ケージに入っている子達から

選ぶなんてことは出来ないと思いました。

どんな子でも

「里親」として責任を持って育てて行こうと

思いました。

そしてドアを開けました。

その時目の前にあった大きなケージの中で

しっかりとドアから入って来る私を

真正面で座って見つめていた子がいました。

それがこの子です。

他の子達はボウ～っとしていたり

寝てたり遊んだりしていたけれど

この子だけ

こうして座って

しっかりとドアのほうを見つめていました。

『あ！待っていてくれたんだ！！』

迷うことなく

「この子」と思い他のケージは見ずに

お願いしました。

そしたらなんとこの子達は

５兄弟姉妹ネコでした。

先に２匹引き取られて

あとの３匹が同じケージの中にいました。

職員さん

「この達３匹はいつも一緒で固まっているんです。

産まれた時から一緒だった他の兄弟が急に居なくなって

寂しいみたいですね」

目の合った子にしようと思ったけれど

いつも一緒にいる兄弟姉妹を置き去りにして

その子だけを引き取ることなんて出来ませんでした。

家族と相談して

３匹一緒に引き取ることにしました。

そこの決断はほとんど迷うことなく早かったです。

男の子の空君は持病があり

早くに虹の橋を渡りましたが

しばらく続いた３匹との生活はこの上もなく至福。

そして今

姉妹ネコの白ちゃんと海ちゃんとの生活。

あっという間の１０年です。

大事な大事な時を今

ニャンズとともに幸せに

過ごすことが出来ています