この時期になると押し付け合うもの
先日近所を歩いていると
他の自治会で何年も役員をしている人が
近隣の人と少し大き目な声で話し合っていました。
通りがかりに聞こえたのは
「町内会の役員のなり手がいない」ことでした。
勧誘されていた人は
大き目な声でなにやら理由をつけて
一生懸命に断っていました。
思い出します
今から5年以上前のこと。
旧町内会の役員をやるべき順番の人がやりたくなくて
こちらに押し付けに来た時の事。
わたし
「輪番制ですけどなんでアナタはやらないんですか?」
そう訊いたらあっさりと・・・
役員の番が回ってきた人
「わたし~やりたいことがあるのでぇ~♬」
と言われ
頭が噴火したこと
『やりたいこと?
そりゃこっちだってあるわよ!!』
と心の中で叫ぶ。
そのニヤニヤ顔で当たり前のように断って来た
人への怒りで
「じゃあわたしやります!!!」
と宣言してしまったこと。
しかし後悔はそこではなくて
その前の
「やりたいことはこっちにもありますよ!」というセリフを
口に出してカッコよく言えなかったこと。
今でも思い出すとそれが言えなかったことが
残念でなりません。
あ~
残念残念~。
いきなり思いがけないことを言われると
なにかが頭から噴火して
言葉を失ってしまうのですね・・・。
それでもその後で
役員になり想像を超えた大変な目にあい
市長を巻き込んでの新しい町内会を作ることにまで
なったけど
その時に出来た仲間は
とても大切な繋がりになりました。
それまでは顔を合わせるだけの付き合いだったけど
今では町内のちょっと特別な良き友になりました。
雨降って地固まる
ですかね。
結果としては
ここを終の棲家としているので
近隣で親しい人達が出来るととっても嬉しいです。
まぁ
押し付けられた役員やお当番も
そう悪いことばかりではないんですよね。
予期せぬことを味方に付けることも
楽しいかもしれないですね