セイダカアワダチソウの衝撃の真実
長い間秋の花粉症の原因とされるブタクサのことを
セイダカアワダチソウが見た目で犯人とされていました。
「あの黄色の花が花粉症の原因よ!」
そう言われて
線路際などに一斉に黄色の花を咲かす
セイダカアワダチソウが嫌いになっていました。
「花もキミを見てる」の作品を描くのに
植物学者にお会いして
初めてセイダカアワダチソウがブタクサと間違われて
長い間濡れ衣を着せられていたのだと知りました。
花もキミをみてる
猫になった少年が旅をする
今日はあなたと出会うかも
その後植物学者たちが
「違うぞぅ~」って頑張って広めて
花粉症の原因はセイダカアワダチソウではないとうことを
広めていきました。
そして・・・
昨日の新聞のコラムに載っていた
これまたセイダカアワダチソウに関する
衝撃の真実!!
「セイダカアワダチソウは根から毒性のある物質を分泌し
他の植物を駆使してきた。
だが競争相手がいなくなったことで
自らの毒にやられる”自家中毒”を起こした」
(読売新聞より)
最近秋になっても昔のように
猛烈なまっ黄色な花が一面に広がると言う風景を
見なくなっていたので
もしかして外来種だから
間引いているのかなと思っていました。
だけどその原因が
他の植物をも殺すほどのその強い武器によって
自らを傷つけることになっていたとは・・・
いやぁ~驚きました。
「自家中毒」というものが
自然界の中にはあるんですね。
これがないと
世界が一人勝ちになってしまうからですね。
それにしても
なんて自然界は面白いんでしょ
そしてなんて賢いんでしょうね。
そんなバランスを自然界の大事な秩序として
わたしたちの知らない所でしっかりと忖度していたとは。
我が家の庭も
土の中の忖度のおかげで花盛りになっていますよん。
お見それしました自然界
これから秋になって線路際で頑張っている
セイダカアワダチソウを見かけたら
クシャミをせずに優しいキモチで眺めようと思います