どこにも行きたくないの
「お客さんがめっきり減っちゃって」
そう嘆いたのは
帰り道にいつも買い物をする小売店の女性店主。
最近人通りが少なくなったそうです。
店主
「GO TO なんちゃらのせいかしら?」
確かに世の中それで盛り上がっているのかも。
わたし
「ふぅ~ん でもわたしは行かないな~。
だって保護ニャンズがいるもの。
それに行きたくないもの。
むしろ家に居たいもの。
家にいていつも通りの生活がいいもの。
だってー
だってー
ニャンズが可哀そうで
おいて行かれないものぅ~!!」
なんて話に花が咲きました。
店主も保護犬と暮らしていた人だから
置いて行って自分だけ旅行するなんて
考えられなかったと言っていました。
出かけたくないのを
「犬や猫と暮らしていると大変」という人も
いるけれど
決してそうじゃなく
むしろ一緒に家に居たい。
店主
「いつも通りの生活が一番幸せなの」
考え方や感じ方が同じなので
いつまでも話しちゃう。
家に小さな家族がいる人の
”あるある”っていくら話しても
足りないくらいあるんですね。
全盲で後ろ足が動かなかった犬を
保護犬として家族に迎い入れ
その子を一人で看取った彼女。
次の子を考えているけど
ちょっぴり踏み出せないみたい。
『どこにも行きたくないの。
あの子と家に居たいの』
またそいう日が彼女にやって来るといいな