女性自衛官に言われた、ひとこと | くじらいいく子 オフィシャルブログ 「クジラのキモチ」 Powered by Ameba

女性自衛官に言われた、ひとこと

接種してくれた方も看護師さんもみんな明るくて

優しくて本当に良かった

あっという間に終わったなぁ~ホッ。

 

 

そんな気が楽になったキモチで帰りの電車に乗っていたら

接種した直後に言われた

女性自衛官の”一言”を急に思い出しました。

 

 

 

あれは・・・?!

 

 

 

 

 

あの時

接種ブースから出て来て直ぐ

座る席を探しているわたしの肩を

チョンと指で差す人がいました。

 

 

 

その時の一言。

 

 

 

 

 

女性自衛官

 

「可愛いっ!ブラウス」

 

 

 

 

 

あの誰も立ち話さえもしていない会場で

まさかのこの一言に驚いたのでした。

 

 

急に言われたので

恥ずかしくなってニコニコして笑いながら

椅子に座りました。

 

 

 

この会場は「会話はなるべくしないように」との

注意があります。

 

 

 

可愛いと言ってもらいながらも

 

『この状況でそんなこと言うなんて

変わっている人だなぁ』

 

そう思いました。

 

 

 

 

でも帰り道

あの時のことを思い出していたら

もしや・・・!!

 

 

 

 

わたしに言った女性自衛官は陸曹以上の

役職がある方とお見受けしました。

 

 

短髪で姿勢がよくテキパキとした感じの方で

女性自衛官をテーマにした「守ってあげたい!」を

描いた時に多くの自衛官の取材をしていたので

よくわかります。

 

 

 

その方は接種が終わった人の

経過観察をする役目の自衛官でした。

 

 

 

 

 

「可愛いっ!ブラウス」

 

 

 

 

 

接種する時に

「緊張しています」

そう告げたので先生も看護師さんも

上手に対応してくれました。

 

 

 

それがもしかして

その後の観察する役目の女性自衛官に

瞬時に伝えられたのではないか。

 

 

 

そして接種した後

緊張をほぐすために

その一言を言ってくれたのではないか。

 

 

 

あの状況の中

無駄な一言はいらないはずなのに

女性自衛官の放った一言に

 

”緊張して接種を受けた人の肩の力を抜く”

 

その想定訓練も前もってしていたのではないか

 

 

アナフィラキシー反応の人も出る可能性も

あとから気分が悪くなる人が出るとのことも

 

全ての想定を設定していたのではないか。

 

 

 

その中の状況判断の一言だったのではないか

 

後から気が付いたのです。

 

 

 

 

 

 

あの会場の雰囲気を知っていると

このなんてことの無い一言に

意味があることを感じます。

 

 

 

 

すごいですね。

 

 

本当にありがとうを言いたいです。

 

 

 

 

あんなに緊張して会場へ向かっていたのに

接種もとても気楽に

そして経過観察中も

あれこれ考えなくてすむくらいの「可愛いっ」の一言に

助けられたのでした。

 

 

 

 

 

 

 

周りは20代や30代の若者が多い中

 

わたしが着ていたのは

あえて可愛いと言うほどの

ブラウスでは無かったと思うけれど

 

あの時の女性自衛官の

心遣いの一言が嬉しくて

今でも忘れられないでいますウインク

 

 

 

 

 

 

なんだかいいね、オトナって↓照れ犬