「嫌だ」と思うことが治る兆候 | くじらいいく子 オフィシャルブログ 「クジラのキモチ」 Powered by Ameba

「嫌だ」と思うことが治る兆候

さて「顎関節症」の治療6回目の

受診をして来ました。

 

 

 

まさかあの時紹介状を書いてもらってから

大学病院へ初めて受診した時に

そこへ6回も通うとは思ってもみませんでした。

 

 

 

通いなれた道になり

すっかり生活になじんできた病院通いです。

 

 

今回は6週間ぶりです。

 

 

 

担当医から言われた付箋を家の中の

あちらこちらに貼って

”自分の今の状態はどうか”

それを確認するためのメモはしっかり机や鏡に

くっついています。

 

 

 

 

 

いつも受診時はこの間の

 

「変わったこと」

 

「変わらないこと」

 

それをわかりやすく報告します。

 

 

だいぶ顎の痛みを感じる時間が少なくなってきて

気にならない時間の方が増えてきました。

 

 

 

変わらないことのひとつには

「舌痛症」の原因にもなった気づかないうちに

奥歯をカチカチと当てていること。

 

 

顎の痛みが減ってきた頃から

無意識にやり始めました。

 

 

この6週間の間にそうやっている自分に気が付くと

 

「とても嫌な感じになります」

 

そう先生に言うと

ニッコリ笑って

 

「それは良いことですね!」と。

 

 

 

意外な返答にちょっと驚きました。

 

 

 

先生

 

「”嫌な思い”がすると言うことは

自分の脳の中で

それは”やってはいけないこと”と

認識し始めたということです。

 

だから気持ちが悪く感じるんです。

 

元の正常な自分に戻そうと思い始めたと

言うことなので

とても良い兆候なんです」

 

 

 

 

 

驚きました。

 

嫌なキモチがあることが

治る兆候とは。

 

 

 

 

なんて人間の脳と身体は神秘的なんでしょうね。

 

 

 

「嫌」が

良い意味で武器になって

正常な元の自分に戻そうと

自然とわが身を助けているなんて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「こんな状態の今がキモチ悪い」

 

 

それを聞いたら

担当医がほほ笑んだ。

 

 

 

 

「良いことですね」の一言に

とても救われて

時々今も感じる痛みや違和感も

そのうちきっと良くなると

前向きに思えるようになりました。

 

 

 

嚙み合わせの評価は毎回してもらっているけれど

それ以上に

”身体と脳の関係”をいつもここで

教えてもらって

 

まだ見たことのない自分と

出会えているのでしたニコニコ

 

 

 

 

 

 

 

 


ぜつぼうごはん 1〜2

 



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