花屋のおばあちゃんと同じ病気 | くじらいいく子 オフィシャルブログ 「クジラのキモチ」 Powered by Ameba

花屋のおばあちゃんと同じ病気

鎌倉に大好きな花屋さんがあって

時間が出来ると運動がてら買いに行っています。

 

 

雨も降らないみたいだし

ちょっと久しぶりに行って来ました。

 

 

その花屋さんは鎌倉の有名な場所にあって

ガイドブックやドラマなどでも何度も

撮影されたお店です。

 

 

観光地の有名なお店は人疲れをしていて

だいたいがあまり対応がよくないけれど

 

そこの花屋さんはおじいちゃんとおばあちゃんの

ふたりきりでやっていて

行くといつも親切にしてくれます。

 

 

 

道幅いっぱいにお花が広がっていて

柏葉紫陽花を選びました。

 

 

 

 

 

「紫陽花なのよ

素敵でしょ」

 

 

おばあちゃんおススメのお花です。

 

 

 

以前一度来たらお店が早くしまっていたことがありました。

 

そう話すとおばあちゃん

 

「病院に行っているの。

急にね微熱が出て下がらなくてね

病院に行ったら膠原病ですと言われて

今お薬を飲んでいるのよ」

 

 

 

私の母とまったく同じ。

 

 

膠原病は普通は若い女性がなることが多いので

83歳で発症した母だったので

そのことを話したらお花屋のおばあちゃんも

全く同じ歳で発症したそうです。

 

 

 

それでもそこから私の母は11年間生きました。

 

 

そう言うと

 

「あ~良かった。

それを聞いて安心したわ♪」

 

 

ニッコリ笑ってくれました。

 

 

 

同じ歳に発症して同じ薬を飲んで

同じように微熱が下がらなくて

夕方になるとだるくなること。

 

 

きっと同じようにおばあちゃんの娘さんも

心配しているでしょうね。

 

 

 

思いがけず共通の話題で長話をしました。

 

 

目が綺麗でお花の大好きな素敵なおばあちゃんです。

 

 

 

大丈夫

長生き出来ますよ

実例があるもの。

 

 

おばあちゃんは急に襲われたこの病気に

不安を持っていて

同じ経験をした私の母のことをもっと知りたいようでした。

 

 

 

そこに客さんが来られたので

「またいろいろ教えてね」

そう言われてお店を後にしました。

 

 

 

 

83歳で膠原病を発症した母のことを

走馬灯のように思い出しながら

海の側を大きな柏葉紫陽花を抱えて

帰ってきました。

 

 

 

鎌倉のお花屋のおばあちゃんには

長生きしてもらいたいな。

 

 

そう

以前いたおじいちゃんはもういません。

 

 

今はたったひとりでやっています。

 

 

 

 

 

 

花を買いに行く楽しみは

おばあちゃんのお陰で出来ているのよ

次に会ったらそう言おう~ウインク

 

 

 

 

 

 

 


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