養老先生の猫の「まる」 | くじらいいく子 オフィシャルブログ 「クジラのキモチ」 Powered by Ameba

養老先生の猫の「まる」

昨日たまたま付けたNHKで

解剖学者の養老孟司先生のインタビューを

見ました。

 

 

鎌倉の緑に囲まれたご自宅のお庭に

まんまるの目をした「まる」という猫がいました。

 

 

養老先生の親友の猫。

 

 

撮影当時は18歳

かなりの高齢猫です。

 

 

 

静かに一緒に暮らす「まる」との生活

 

高齢になって血管が弱って来ると

胸水や腹水となって水が溜まってくるのだとか。

 

 

 

そのため身体が苦しくて

動きが悪くなり一日中寝ることも。

 

 

 

養老先生が出かけている時に

一本の電話があり

「駄目・・・?!」と一言。

 

 

 

「まる」が旅だった。

 

 

家に帰ると「まる」が好きだった庭で

花を供えられて日傘の下で

目を閉じていました。

 

 

 

 

 

 

我が家のにゃんこセンセーを思い出して

ブログを書いていた手が止まって

涙が溢れてきました。

 

 

 

 

 

 

もうだめかもしれない・・・

 

 

 

そう思いながらも

仕事で外に出なくては行けなくて

病院から「息がないので今すぐに病院に来てください」と

電話を受けたあの日。

 

 

 

小さな遺骨になって

家に連れて帰って来た日。

 

 

霊園で骨を拾いながら

涙が止まらず

うまく骨が拾えなかったあの日。

 

 

 

養老先生のところも

「まる」は同じように

可愛らしい模様の袋に包まれていました。

 

 

 

多分

うちのにゃんこセンセーと同じ場所の

動物霊園かなと思います。

 

 

 

 

 

 

「不安と同居するやり方を覚えるのが成熟」

 

 

 

こんな素敵な言葉を提供してくれた先生も

「まる」が亡くなって

黙って家の中に入って

そのまま出てきませんでした。

 

 

 

 

愛するものと離れる時は

みんな一緒なのよね。

 

 

 

 

寂しくて寂しくて寂しくて

どうしようもないくらいやっぱり寂しくて

その子との思い出が

走馬灯のように回る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

にゃんこセンセーも見ているかな

 

次に来た保護した子達が

幸せに暮らしていることを。

 

 

 

 

 

 

時々キミの名前が出て来ることを。

 

 

 

知っているよね。

 

 

 

多分養老先生の「まる」も

先生が原稿を書いている所を

見ているよね照れ

 

 

 

 

 

 

忘れられないトラのこと↓犬ニコニコ