婦人科の処置室にカーテンが無い理由 | くじらいいく子 オフィシャルブログ 「クジラのキモチ」 Powered by Ameba

婦人科の処置室にカーテンが無い理由

長年骨盤調整のマッサージをしてくれている

女性のNさんと話していて

彼女が40代後半まで

一度も婦人科の健診を受けていないことを知りました。

 

 

 

 

それでも更年期に近づいて来て

いよいよ一度くらいは婦人科の検診を受けようと思い

今市の健診に申し込んだばかりとか。

 

 

 

 

そこで初めての婦人科受診について

おしゃべりに花が咲きました。

 

 

 

 

 

 

わたしが初めて婦人科を受診した時は

20代でした。

 

 

 

近所にある大学病院の婦人科に行った時

毎回2時間待たされて

 

やっと呼ばれたかと思うと

「中待合室」で待ってと言われ

 

そこで待つと先に診察室で話している患者さんの声が

まる聞声になっていました。

 

 

 

 

 

診察台には医師と患者の間にカーテンが敷かれ

直接医師と顔を合わせないようになっていて

 

すぐ隣の診察台に乗っている患者さんとの間を

医師が往復していました。

 

 

 

 

 

こちらの診察が終わるまで隣の患者さんは

カーテンの外に足を広げたまま待たなくてはならず

 

それが逆のこともあり

 

一度隣の診察を待っている間に

カーテンの向こうに研修医が数人

談笑しながら通り過ぎて行ったことがありました。

 

 

 

 

「・・・・・・!」

 

 

 

 

絶句。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

養鶏所みたいに患者を並べて

そこを行ったり来たり出来るようにしていることが

多くの患者を診るために必要なのだとしても

こちらとしてはかなりのショックでした。

 

 

 

 

 

具合が悪いから行くのであって

相談内容もカーテン越しに駄々洩れで

プライバシーもなにもなく

これが婦人科なのかと・・・

 

もうよっぽどのことが無い限り

行きたくないと思っていました。

 

 

 

 

 

沢山の患者が来るような有名な大学病院だからなのかな

そう思って地域にある医院を受診しても

そこまでの養鶏場状態ではないけれど

プライバシーに関しては似たような感じでした。

 

 

 

 

 

ヒヨコ

 

 

 

 

年齢と共に女性健診はちゃんと受けたいと思い

沢山探した結果

今のレディースクリニックにやっとたどり着くことが

出来ました。

 

 

 

 

 

院長の記事や本を読んだりして

そこのクリニックは全員女性の医師が対応すること

 

乳腺外科もあって

その外科医も女性医師であること

 

医療事務も全て女性スタッフであること。

 

 

 

 

そして診察室も処置室も完全個室で

ゆっくりと医師と話が出来て

予約制であること。

 

 

 

 


なにより

「処置室の医師との間のカーテンは設けない」

 

 

 

 

 

その理由はカーテンがあることで

恐怖感が生まれるだけであり

 

設けないことにより

患者と医師との信頼感

そして意思の疎通を高めることが出来るため。

 

 

 

 

それが理由として書いてありました。

 

 

 

 

 

カーテンがないことにより

医師との話もしやすくなり

安心感が増えました。

 

 

 

 

 

 

 

ここのクリニックを見つけた時には

心の重圧がほどけたような感じでした。

 

 

 

 

これで嫌な思いをせずに

検診や受診が出来る~って。

 

 

 

 

 

 

女性の身体の変化は

心にもつながるほど重要だと思います。

 

 

 

 

 

わたしが体験したのはだいぶ前のことなので

環境が良くなっているとよいのですが。

 

 

 

 

 

 

一度嫌な思いをすると

よっぽどのことが無い限り受診を控えて

手遅れになってしまう可能性が増える

 

なので特に婦人科の診察には

気を配ってほしいなぁと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

他の病気にしても

良い医師との出会い

良い病院との出会いは

自分の人生に本当に大きく関わってきますね。

 

 

 

 

 

 

 

嫌だなと思う所には無理に行かないで

調べれば良い病院もあると思います。

 

 

良い出会いがありますようにニコニコ