主婦の一言に感心 | くじらいいく子 オフィシャルブログ 「クジラのキモチ」 Powered by Ameba

主婦の一言に感心

長年仕事をしてきたので

世の主婦という方々とのお付き合いは全く

ありませんでした。

 

 

 

 

道で出会った時のちょっとした挨拶は苦手で

なにをどう話せば良いのかわからず

いつも四苦八苦。

 

 

 

 

ちょうどほど良い会話って

どういうものなんだろうって

考えちゃいます。

 

 

 

 

 

たまにそういう集まりの中に入る機会があると

みんな本当によくしゃべる。

 

 

 

なにかテーマがあるわけじゃなく

瞬発的な会話が延々続く。

 

 

 

 

 

気づくとそういう”どうでもいい時間”を

みんな上手にこなしていることに気づきました。

 

 

 

 

”今ここではこのくらいの話がちょうどいい”

 

 

 

 

そういう関係性の中で

みなさん上手に過ごしています。

 

 

 

 

 

 

 

うん

 

 

わかった。

 

 

 

 

しかし

 

 

 

わたしそういうの

 

 

 

とっても苦手ー。

 

 

 

 

 

 

 

 

どうしても同じ電車で移動しなくてはならない時

車内でなにか話すことが見つからず

ただひたすら辛い時間になってしまいます。

 

 

 

 

出来れば一人で電車に乗って

好きな音楽を聴きながら

車窓を眺めているのが好きなんですけどね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仕事関係で興味のある話をするのが好きです。

 

 

 

なにかテーマがあって

お互いの心の機微を話すのが好きです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも

サラリとした話も

時と場合によっては

出来ないといけないんだなぁ。

 

 

 

こんなにオトナになっても

器用にこなせないんだなぁ・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな時

いよいよ苦手な時間がやって来ました。

 

 

電車で帰る小一時間

女性3人で帰ることに。

 

 

 

 

 

 

なにか話すか

 

 

なにを話すか・・・

 

 

 

この一時間は長いなぁ~・・・。

 

 

 

 

 

 

そう思ったら真ん中に座っていた主婦が

一言切り出しました。

 

 

「あのね

今悩んでいることがあるの。

 

キャリーバッグを真っすぐに引いているのに

外側の車輪が側溝の方に傾いて

うまく引けないの。

 

これどうしたらいいの~?」

 

 

 

 

 

 

適当なり。

 

 

適当」とは程度などがほどよいこと。

 

 

 

(てきとう)の意味の中に見つけました。

 

 

 

 

 

 

 

この彼女の一言の相談内容で

帰り道の電車の中はなんとなく会話が成り立ち

和んだ時間が過ごせました。

 

 

 

 

 

 

ほど良い話って

こうして生まれてくるんですね 口笛