正常化バイアス?!
今日もご訪問ありがとうございます。
曇り空ですね~
ついこの前
「楽観的バイアス」という
ひとつの”偏り”の意味を知りました。
たとえば依存症の相談で
お酒の被害を受けている家族が
「あの人は酒癖が悪いけど
アルコール依存症ではないんだ」
そう思い込むことが「楽観的バイアス」。
依存症と認めたくなくて
ただの酒癖の悪い人なんだと思い込むことで
患者の本当の病気を見逃してしまうのだそうです。
なんだかこういうこと
よくあるような気がします・・・。
試験で悪い点を取っても
「あの時は風邪を引いていたからだ
本当はわたしはもっと良い点を取れる」
な~んて全く勉強をしなかったのに
風邪のせいにして全く勉強をしないなんてことも
これも「楽観的バイアス」かな。
さてさてここに来て
「正常化バイアス」という言葉が飛び込んで来ました。
これもなにかの”偏り”です。
新型コロナウイルスについてのお話です。
この「正常化バイアス」というのは
「世の中どんどん感染者が増えていて
異常事態になっている。
だけど自分は異常ではない。
異常ではないからこの先も正常でいられる」
↑
という”偏り”的な考えを持った「異常」のこと。
自分は感染しない
常に正常だという偏った考えがあることで
感染を広めていってしまうということ
なんだそうです。
人混みでマスクせずに遊んでいる若い者に
インタビューしているニュースを観ていたら
「自分は大丈夫だと思っているから~ヘーキ♪」と
答えていました。
これが感染者が増えていってしまう
原因でもあるんですね。
金曜日の夕方
玉子を買いにスーパーに立ち寄ったら
ぞっとするほどレジに人が並んでいました。
年末の買い出しにも見かけることのない
光景に唖然として
そのままカゴを置いてスーパーから出ました。
週末の外出自粛の意味。
人との接触を避けるように促しているのに
あの長蛇のギュギュウの列は
自分から集団感染を
もらいに行っているようなもの。
異常な光景でしたが
その中で並んでいる人達は
「世の中は異常だけど わたしは正常」と
思っているという現象でもあるのかな。
この二つの「バイアス」のことを忘れないで
出来るだけ俯瞰しながら生活をしていきたいなって
思います。
その後玉子は最寄りのデパートの地下で買えました。
そこはレジにはほとんど並んでいなかったので
いつも通りに買えました。
夜のニュースで空っぽになったスーパーの棚の映像を
見ながら
ニャンズの頭を撫ぜながら
玉子焼きを美味しくいただきます
今日も良い日でありますように。
ワンコの思い出・・・