この作品が生まれた理由-1 | くじらいいく子 オフィシャルブログ 「クジラのキモチ」 Powered by Ameba

この作品が生まれた理由-1

 

 

 

11月29日

ホルトホール大分にて

「いとしのタンバリン」

トークセッションを行いました音譜

 

 

 

 

 

 

 

 

医師

ソーシャルワーカー

作業療法士

介護福祉士

市役所の方など

様々な現場にいらっしゃる方が

集まってくれました。

 

 

 

 

みなさんとフリートークが出来たらいいなと思い

なるべく少ない人数でとの希望

 

一人一人の意見も聞くことが出来た

温かな会で嬉しかったです。

 

 

 

忙しい職種のみなさん

仕事が終わって駆けつけて来てくれた方も

 

佐賀県からわざわざこのトークセッションのために

来てくれた方もいて

本当に心より大感謝します。

 

 

 

当日仕事が終わらないとの連絡で

来られなかった方もいて

みなさんの仕事が激務であること改めて実感しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの「ソーシャルワーカーセミナー」ですね。

(抽選会場ではないですよね爆  笑

 

 

 

 

 

今回来てくれた職種の方々は実は

 

「わたしたちが会いたいけれど

なかなか会えない人達」です。

 

 

 

 

きっとご本人たちはそのこと

あまり実感がないかもしれないですね。

 

 

 

 

 

 

私の体験の中の

高齢の母親を病院でたらい回しになった現実

ソーシャルワーカーに会えずに

病院で誰にも相談出来ずずっとアウエイ感があったこと

 

「なぜMSW(医療ソーシャルワーカー)を題材にしたのか」

 

それも含めてお話をさせていただきました。

 

 

 

 

 

医療ソーシャルワーカーは

一番会いたかった時に

その存在も知らず

紹介をされることもありませんでした。

 

 

 

明日からどうしようと

路頭に迷いながら突然介護が必要になった

高齢の母を抱えて退院していったあの時

 

 

 

 

 

 

”あの時の助けてほしいと

声をあげられないまま

退院をするしかなった自分を

助けたい”

 

 

そういうキモチでタンバリンというキャラを世に送り出し

過去の自分を描くことで助けまくったことで出来たのが

「いとしのタンバリン」という作品でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

要介護になった母にお箸の持ち方も

椅子への座り方も立ち方も教えたのは

自分だったので

 

 

 

もしリハビリをしっかり受けていられたら

もっと上手に本人も苦しむことなく

リハビリが出来たのかもと思います。

 

 

 

その作業療法士さんへ繋いでくれるのも

自宅での介護生活への心配なことも

きっとMSWと出会えていたら

救われたかもと思います。

 

 

 

 

 

あの時出会えなかったから

生まれた作品。

 

 

 

そしたら何年後かに

会いたかった方々が目の前に来てくれて

 

このプロフェッショナルな方々は

「いつでも出動OK!」でスタンバイしていること

 

確実にわたしたちの側にいてくれることを

今回来てくださった方々とお話が出来て

実感しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

連載中には読者の方から

 

「MSWって漫画を描くために創った想像上の職業ですか?」

 

「本当に病院にいるの?」

 

「一度も出会ったことがないけど」

 

そういう感想を多くもらいましたが

 

 

 

 

 

あれから数年。

 

現場はどう変わってきているのでしょうか。

 

 

認知度が上がって来たと信じたいです照れ

 

 

 

 

 

お団子つづくお団子

 

 

 

 

 

 

 

 

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