ラグビーに詳しくなかったから出来たこと | くじらいいく子 オフィシャルブログ 「クジラのキモチ」 Powered by Ameba

ラグビーに詳しくなかったから出来たこと

人との繋がりに毎回不思議な感動があります。

 

 

いろいろな世界をたくさん描いて来たけど、

一番濃厚にいつまでもどこまでもある繋がりのトップは

 

「ラグビー」です。

 

 

 

 

 

青学ラグビー部主将を務めた福島さんとお会いしました。

 

現在はゴルフ場の社長さんです。

 

明治の永友さんなどと同期の方です。

 

 

 

沢山試合を観ていた時期でしたが、

お会いする機会はなく、

 

こうして現役から退いて何年も経ってから

お会いする機会があり、

 

スピリッツで連載していた「マドンナ」の話を

新鮮な形で話が出来るのは、

 

書き手冥利に尽きます。

 

 

 

 

連載を読んでいてくれた方々が

その当時学生で、

 

それから何年も経って社会人になって出会える。

 

 

 

こういうことが時々起こるたびに、

ラグビーの持つ不思議な魅力に驚かされます。

 

 

 

 

 

 

 

描いて良かったなぁ、ラグビー漫画。

 

 

そこからの広がりは

想像を超えるものばかりだったから。

 

 

 

 

もしわたしがラグビー経験者だったら、

 

もしわたしがラグビーに詳しい人間だったら、

 

あの連載は長く続かなかったと思います。

 

 

 

 

 

知らないからこそ、

 

ラグビーの可能性を一杯描けて、

面白がって作ることが出来たのではないかなと。

 

 

 

 

 

『そんな点差の逆転は不可能』とか、

 

『そんなプレーは出来ない』とか、

 

詳しかったら自分でツッコンで、

縛りを入れて描けなかったかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

経験していなくても、

創造の世界は果てしない可能性で満ち溢れている

 

 

 

そう思うと、

またワクワクして次の作品に向かえそうですニコニコ