突然の訪問者

新聞の投稿記事を読んでほっこりしました。

投稿したのは70代の女性。

玄関に入ろうとすると１匹の猫が一緒についてきた。

足に人懐こくすりよって来て、

しばらく遊んで外に出すと、

また翌日も、その翌日もやって来た。

外に出そうとすると

帰りたくない様子で抵抗する。

その後、その猫ちゃんは女性の家の子になったという

お話しです。

不思議な縁を感じているという。

外にいる猫と出会う時、

やっぱりいつも不思議な縁を感じます。

目が合った時、

すれ違った時にも。

その女性の家に来た猫ちゃんは誰かに

可愛がられていた子だということは、

人懐こさからわかるので、

きっと最初は飼い主さんを探したのでしょうね。

探している人がいるかもしれないし、

手放されたのかもしれない。

以前動物のお医者さんに聞いたことがある

「猫は2週間で前の飼い主のことを忘れる」

この仮説を聞いた時、

寂しさよりも”たくましさ”を感じました。

猫の持っている力なんでしょうね。

以前野良ちゃんを保護して数か月

家で世話をしたあと、

里親さんが見つかって

そちらの家の子になった子がいました。

いつも私にくっついていて

とても甘えん坊な子だったので、

新しい家になじまなかったらどうしようと思っていた時に

「猫は2週間で～」

と言う話を聞いて安心しました。

寂しいけれど新しい家で幸せになるために

前のことを忘れてくれるなら、

本望です。

それでもいつまでも忘れられないのは、

私のほうで、

人間のこれが強さなのか弱さなのか、

わからないまま

今日もニャンズに助けられて

暮らしています。

『アタチハネ、

ここで生まれたの～』

なんて声が聞こえてきそう

オトナにならないと出来ない宿題の話です↓