MSWの部屋の名前 | くじらいいく子 オフィシャルブログ 「クジラのキモチ」 Powered by Ameba

MSWの部屋の名前

 

 

 

 

 

我が生まれ育った街は、

この暑さに負けず、

大きなビルが相変わらず熱風を出しながら、

仁王立ちしていました。

 

 

 

 

 

 

このすぐ側にある「東京医大病院」で

わたしは生まれました。

 

 

 

昔は地元の人に

「ヨドバシ病院」と呼ばれていました。

 

 

 

地名が「淀橋」

 

 

 

親しみを込めて

地元の人たちだけが使う病院の名前は、

素敵です。

 

 

 

 

 

 

名古屋にある「藤田保健衛生大学病院」のことを、

「バンタネさん」と呼ぶのと同じ意味合いでした。

 

 

 

 

 

時代が変わって、

今では「ヨドバシ病院」と呼ぶ人は、

寂しいけれど、もう居ないような気がします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

MSW本の打ち合わせをしながら

常に疑問に思うことがあります。

 

 

 

 

 

それは

 

「医療ソーシャルワーカー」の属する部屋の名称が

 

未だに定まっていない事。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いとしのタンバリン」を描いていた時は

 

「医療福祉相談室」でした。

 

 

 

 

でもMSW本の執筆者の岡江さんの病院では

 

「地域医療連携相談室」です。

 

 

 

 

他の病院では

 

「健康相談室」

 

だったりと、名前は本当に様々です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

医療ソーシャルワーカーの存在が

もっと明確になるためにも、

名前の統一は大事なことと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

「外科」や「内科」や「産婦人科」と同じように、

「医療ソーシャルワーカー」も

同じように所属する場所の統一をしてくれたら、

患者さんたちが迷わずにすみます。

 

 

 

 

 

 

 

意識を高く持っているソーシャルワーカーだからこそ、

 

その「居てくれる存在」はとても大事です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いつか

 

医療ソーシャルワーカーの部屋の名前が統一されて、

 

それを”愛称”で呼ばれる日が来ることを、

 

熱く願っています。