会いたい人が乗っている | くじらいいく子 オフィシャルブログ 「クジラのキモチ」 Powered by Ameba

会いたい人が乗っている

 
 
 
 

 

「蓮の花の上にはお釈迦様が乗っているんだよ」

 
 
 
 
そう子供の時に言われたので、
オトナになってからも蓮や睡蓮を見ると
誰かがこの上に乗っているような気がしています。
 
 
 
 
それを言われて以来、
蓮の花、睡蓮の花は
なんとなく特別な存在になりました。
 
 
 
 
 
 
 
 
見るとなぜかキュンとします。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
だから多分この上に自分の会いたい人が
居るんですね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
もう会えない人にどうしても会いたくなったら、
ここに座っていると思おう。
 
 
 
 
 
 
 
ちょっと笑ってみようか。
 
 
 
 
多分、向こうもこちらを見ているからね(≡^∇^≡)
 
 
 
 

 

 

 

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■母がくれたもの

大阪では桜はまだまだつぼみ程度ですが
もう春はそこまできているのを感じられます。

若い時は1年に1度にしか咲かない桜というものにはあまり思うことはありませんでしたが、子供が生まれてから、毎年桜の時期に花園ラグビー場の公園の桜の木の前で家族写真を撮るようになって少しずつ思うようになって、子供が幼稚園のときに、妻が癌になって家族が壊れてしまうかもしてないということが自分の身にふりかかったときに、毎年、くじらいいく子先生と同じ気持ちで桜の時期のあと何回、家族で揃って桜を見ることができるかなと考えるようになりました。

1年に1度だから例えば80歳まで生きたとしても、たった80回しか見れない。そう気づかせていただいたら、1年1年の桜がすごく尊く感じました。

先生がお母さまと一緒に見られた桜。とてもありがたい尊いお時間だったと思います。もう桜の時期に思いを寄せなくなるかもしれませんが、この桜の時期にお母さまと一緒に見たことを思い出して、私元気で今年も桜を見ることが出来たよ。ありがたいなっと感謝出来たら、お母さまの命がお亡くなりになって終わりではなく、また私の心に入って来てくださって今の私と一緒に生きて行ってくださるのではないかと思います。

長々とコメントすみません(^^;)

P.S.妻は数年ごとにいろんな癌になっていますが元気に生きています。今年も家族が揃って桜と記念撮影出来きることに感謝です。

 
 
 
 
善福寺さま
 
桜、見ることが出来る回数は人生の長さで言ったら
ほんの数十回なのですよね。
いきなり咲いて、いきなり散ってしまう桜に、
自分の命、愛する者への命のはかなさを、
一瞬でも手にしたくなって追いかける。
毎年桜を見るたびに”なにか”を探しているような気もします。
 
大阪の桜もきっともうすぐですね。
今年も花園ラグビー場の公園の桜の木の前で
素敵なご家族写真を撮れますね。
宝物ですね。
 
『母が私の心に入って、また一緒に生きていくことが出来る』
いつか、いつか、そう願います。
また来年も桜を見たいと自分で思うようになったら、
その時に叶うのかもしれませんね。
 
東と西で、桜を見ましょう(≧▽≦)