おーいたのMSW
久しぶりに、ほんと~に久しぶりに
大分のMSW”おーいたの大将”と”ぼく大将”に
お会いしました。
大阪で行った記念講演以来ですネ(‐^▽^‐)
「いとしのタンバリン」が出来上がったネタ元は、
『病院の中で相談出来る相手がいず孤独だった』ことから、
後からそこに医療ソーシャルワーカーが居ると知り、
”出会うことが出来なかった”
その沢山の疑問から作品が出来たのでした。
このブログに
『良かったら、うちの病院の相談室に遊びに来てくださ~い!』
というメッセージをいただき、
直ぐにひざ神編集者と一緒に新幹線に乗って会いに行ったのでした。
それから考えると6年以上にもなるのでしょうか(・∀・)
そしてこの日は”MSWの未来”について話しました。
「将来MSWは自動販売機になってしまうんじゃないか」
そう危惧するのは、ぼく大将。
(大将がふたりいますケド)
たとえば、退院が決まったら病院の会計のことろにある
自販機に行って、
「退院」と押す。
その後「自宅」か「療養型病院」か「施設」か、
「それ以外」というボタンを押す。
もし「療養型病院」を選んだら地域を選んで
それに該当する病院を選ぶ。
患者やその家族は、ダル~ンって出てきた一枚の紙を持って、
次の場所へ移ることが出来る。
そうしたら病院は人件費もいらないし、
退院支援は簡単に出来る・・・。
つまりMSWの仕事を概ね「退院支援」として捉えている病院が増え、
またそれで良いと考える医療ソーシャルワーカーが居たら、
時間と経費の節約から、
将来そうなってしまうことも0ではないということです。
現実にはそれ以上の仕事があるのに、
広がって行く病院もあれば、広がりきれない所もあります。
じゃあなにが本質なのか。
本当に相手のことを受け入れる力のあるMSWが、
どれだけいるのか、です。
MSWの力の差が大きすぎる、
目の前で話しているおふたりの大きな課題でした。
人によって様々なケースがあるし、
同じように見えても今度は人の心が違う。
どれだけの”想像力”を持って寄り添うことが出来るか。
・・・
わたしは過去の病院で"MSWと出会えなかったこと”が
残念でなりませんでした。
それでもこういう話をしていると、
確かに全てのMSWが同じ力量ではないことがわかります。
出会えればよいというものではないのですね・・・。
ソーシャルワーカーを目指す学生達の教育はここに来て、
今最も大事なことと実感出来ました。
夜も更け話は更に続く。
話しても話しても、話し足りない夜です
*************************
■9人目読みました
オーッ!これは、まっ、まさかの、
次が直ぐ読みたくなる想定外の展開!
二人の運命は、どうなるのですかー?
「待てっ!」
ポチになった気分です。