映画「フルーク」の言葉 | くじらいいく子 オフィシャルブログ 「クジラのキモチ」 Powered by Ameba

映画「フルーク」の言葉

映画「フルーク」 からの、忘れられない言葉。




「目に見える物だけが全てじゃない」




この前記事に書いた言葉について、


その内容をちょこっと書きますネ。




わんわん




小屋の中で生まれ変わった子犬(フルーク)は


ある人間の男性の生まれ変わりでした。


妻子を残し無念に殺されました。



その子犬(男性)が徐々に自分のことを思い出し、


残してきた妻子を見つけようと旅に出ます。




その旅の途中で、


戦地で命を落とした元人間の老犬と出会い、


彼が自分の兄のお店に行き、


毎日ご飯をもらっていることを知ります。



兄は何も知りません。


老犬が自分の大事な弟だということを。



それでも毎日必ず愛おしいくらいの愛情でご飯をくれます。


お店の奥には弟(老犬)の写真が貼って有りました。




フルークは


『自分が貴方の弟だと言ってやれよ!』と。



でも犬だから、どうやって人間にそのことを伝えていいのか


わかりません。


ただ毎日兄に会いに行くだけです。


それでも老犬は幸せでした。





その時、老犬がフルークに向かって言った言葉、




「目に見える物だけが全てじゃない」






わんわん





笑っていても、泣いているかもしれない。



止まっているように見えても、歩いているかもしれない。



絶望していても、


まだ夢が残っているかもしれない。





いろんな事に当てはまる言葉です。




この言葉を思い出す度に、


目に見えているこちらの片側だけじゃなくて、


向こう側に広がっているまだ自分の知らない世界に


時には心を寄せてみたいと思うようになりました。






昔の映画で、特撮もスピード感もありません。


でも、お子さんと一緒に観られる映画ですので


お時間がありましたら、いつかどこかで( ̄▽+ ̄*)