北の鉄人、ラバさん
釜石のグラウンドに
ひときわオーラを放つ長身の男性が立っていました。
「北の鉄人」ラグビー界の伝説の人、
桜庭吉彦 さんです。
さすが192㎝もあるので、
話をするときはずっと宇宙を見上げているみたいでした。
あの日本中を湧かせた新日鉄釜石、
日本選手権V7を達成した翌年に入社。
99年まで日本代表として活躍しました。
国際試合には43試合にも出ているんですね~。
「いつもラグビーマガジンで見ています」
人柄の良さがにじみ出ています。
『この人について行こう!』
そう思う選手はいっぱいいるそうです。
ラグビー選手だったらきっと誰しもが思うそのキモチ、
お会いしてよくわかりました。
その『ラバさん』について行こうと決心した松原君は、
今年の4月に神戸製鋼から釜石に移籍してきました。
「出会い」
過酷な努力があったからこそ、
会うことが出来たわけですね。
釜石シーウェイブスの夜の練習風景は、
まるで宇宙の中でボールを追いかけているようでした。
なんだかまだ夢をみているみたい。