デザイナーの意地
単行本を作るとき一番気を遣うカバーは、
こうして何度も何度も少しの違いでも
デザイナーが候補を出してくれるんですよねぇ。
ここまでくると出来たも同然ですが、
ここにいたるまで・・・
「3巻目はどんなイメージにするのか」
「1.2巻と連携しながらも、どこで違いを出すのか」
「3巻並べた時、どんな印象を受けるのか」
「どんなカバーイラストだったら、本屋で手に取りたくなるのか」
いっぱい考え打ち合わせをします。
1巻目の時は紙質も考えたり、
オビが付くので、それで絵が隠れないようにしたり、
楽しい作業ですが、
最終的にはデザイナーが文字の場所、色調を作るので、
多分ものすごく楽し苦しみ作ってくれているんだろうなぁ~って
感じます。
上の4パターンは少しの違いでも仕上げにこだわってくれるクロちゃんが、
わたしがああ~でもない、こう~でもないという注文に、
「どうで~い!!」
と言って受けて立ってくれたものです。
どれにするか決まったら、
色校の初稿が出るまで待ちます。
一度印刷されたものを見て、
ここはもっと濃くとか、
色味の判断をするのです。
その間、担当編集者である”ひざ神編集者”はなにをしているかというと、
デザイナーと漫画家と印刷所の間を走り回り、
孤軍奮闘(?)中です。
たくさん主張をする人たちの間で、身も細る思いなんでしょーね(///∇//)
こうして大勢の人がチカラを合わせて、
一冊が出来るんですよね
さて、3巻目はどれになったでしょーか?!
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■はじめまして!
楽しいブログをUPされてますね☆
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■同感です
こんにちは!この歌、大好きです。カラオケで必ず歌います