発見されたー!!!
コメントをくださった方の息子さんが、
「いとしのタンバリン」を読んで、
『この後ろにあるのはポルシェだよ。
だからこの人はお金持ちなんだよ』
とお母さんに話してくれたといいます。
なんと、
この観察力!!
作品の中では一度も”ポルシェ”という台詞は出てこないのです。
しかも車は登場人物の後ろのほうです。
これをすかさず発見してくれて、
しかも『だからお金持ち』という人物設定まで発見してくれた、
この小学生の男の子の観察力に感動しました!
作品を描くときは登場人物の生活感を考えながら、
「持っている鞄」
「服装」
「家の中」
「髪型」
・・・などなど、沢山のアイテムを台詞に出さずに描いているんです。
特にこの作品の場合は、
”久しぶりに会う一人娘は、売れっ子のモデル”という
設定でした。
初めて登場する病院の駐車場の前で仁王立ちになっている
娘は、
バスでここにやってきたのではなく、
タクシーでやってきたわけでもなく、
自分の所有の”ポルシェ”で、
育児放棄をした大嫌いな父が入院する病院に、
乗り込んで来たのです。
一大決心をしてここに来たキモチ。
父なんてもう二度と会うつもりはなかったキモチ。
そんなこの娘のキモチを考えながらのポルシェでした。
誰も気づかないかもしれないけれど、
多くのシーンに描き込んでいるわたしなりの「思い入れ」を読み取ってもらえたこと、
本当に嬉しくて、
ちょっと恥ずかしくて、
でも、やっぱりとってもとっても嬉しくて。
ありがとう!!
そのスゴイ観察力に乾杯!!
ありがとー!!!
今日も頑張る~~~
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■無題
私は1月2日生まれですが、一年間で最も怠惰な日なので、早生まれとか考えたことはありませんでした。ただ小さいときから、絵を描けば、『お日さまは赤く描け』『みんなと同じように描きなさい』『マンガじゃなくて絵を描きなさい』とか学校の先生にまで言われ続けてきたので、描いたものをすぐに捨てることと、何をやってもダメ感が小学生低学年にして身につきました。でも絵を描くのをやめられないのは血統みたいです♪
■早生まれのキモチ
わかります。二月生まれの上に、苗字がや行だから、クラスの名簿は最後から二番目とか三番目。さらに小さかったのもあり、低学年のころは、いつも前にならえが、自分だけ出来なかった。いまでは小さいとは程遠いですが。
そうそう、タンバリンへの手紙の姪っ子は、将来就きたい仕事にMSWを考えてあげてもいいよと上から目線で言ってくれました(笑)。先生のブログに載ったのもまんざらではないようでした(笑)ふふふ。
■いくつになっても
知り合った人と年齢の話になった時、相手が早生まれだと
「じゃ学年で言うと…」と言ってしまう(笑)
早生まれあるあるです(笑)