なかなかイイネ!
久しぶりにドラマのことを書きます。
録画したいほど観たいドラマが最近無くなったなぁ~と
思っていながら、
なんとなく観はじめたドラマ
「泣くな、はらちゃん」
これがわたしの今期のイチオシのドラマになりました!
そうきたか、脚本家の岡田惠和 さんー!!
自分で描いた漫画の登場人物が現実に現れて、
主人公と出会うという話です。
一見、こどもっぽい感じを受けそうな設定だけど、
これがなかなか奥が深いのですよ。
ロケは三浦三崎で、
あそこの漁港があんなに美しかったんだ、って
また行ってみたくなりました。
街中の撮影ではなく三浦三崎のかまぼこ工場です。
ありがちな湘南の海ではなくて、
三崎の漁港です。
そうきたかー!岡田恵和さん~!!
この岡田さんの作品、
今度はなにを書くのだろうといつも気になっていました。
そう、前作はあの
「最後から二番目の恋」
を書いた脚本家です。
同年代なので岡田さんの描く世界にいつもドップリはまります。
「泣くな、はらちゃん」の中で、あまり幸せではなかった工場長が
海に落ちて亡くなると言う話がありました。
その回のテーマは「命」
もう二度と会えない工場長を、
主人公が自分の漫画に描いて復活させるというラストシーンがあって、
ここで泣きました。
キャラクターは紙の上で生きている。
そう思ったら、なんだか泣けてきたのです。
そう思ったら、もっと大事に描かなくちゃと、
そう思ったら、自分の描いたキャラクターはこの世に産んだんだって、
なんだか愛おしくなって、
このドラマを観ながら、
心がなんだかいつもかゆくなるのですよ。
単行本第一集 、第二集、