タンバリンの感想嬉しいー!! | くじらいいく子 オフィシャルブログ 「クジラのキモチ」 Powered by Ameba

タンバリンの感想嬉しいー!!

夜中ににゃんこセンセー外出なさる。


頭に白いものを乗せて帰られる。


あっ・・・雪だっーーー!


しかし外を見るが全く積もっていない。

まったりとした・・・みぞれ。

地面は雨。



にゃんこセンセーの頭の上のみ、

積もる雪なのでした~。



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■感想1(1000文字しか入らない為分けます)


くじらいいく子先生

いとしのタンバリン拝読しました。

まずタイトルですが、タンバリンって一体なんだろうと思っておりましたが、丹波倫太郎からきているのですね。
最初は、タンバリンを持っていて、必殺仕事人みたいに問題解決する為の秘密兵器か何かかと思っておりました。
同じ名前の人が周りにいて、タンバリンっていうあだ名の人がいたら、何だか楽しそう。「おいタンバリン!」、「タンバリンさ~」、「昨日タンバリンと飲んでさ~」。語呂がいいというか、声に発したとき響きもいいですよね。この漫画の主人公にとてもマッチしていると思います。この名づけに座布団5枚!

さて内容ですが、最初はいわゆる病院ストーリーによくある派閥争いとか、医療ミスとかの話だったら嫌だなと読み始めましたが、
そんな心配はご無用で、赤いピアノを読み終えた頃には吹っ飛んでいて、早く次が読みたい!って感じでした。
この物語は、一人の若い医者が人間的に成長していく姿、看護師が厳しい現場での苦労を越えて成長していく姿が、タンバリンを中心に展開されており、それに小日向さんのお茶目なキャラが全体にいいスパイスを加えていて、とてもいい作
品だと思います。
きっと、これからタンバリンの過去とか、タンバリンと小日向さんの恋も描かれていくのかなと想像すると、2巻が待ち遠しいです。

■感想2(つづき)

病院も一企業であり、利益なしでは存続できない時代ですが、そんな利益主義を越え、患者の為に医者が、看護師が、リハビリ師たちがタンバリンを中心に一つになっていく。
口には出さないが、「俺たちは仲間だ。お前(タンバリン)のためなら一肌脱ぐぜ」というのが聞こえてきました。142から146ページ泣けました。こういうの弱いんです。
今の会社も同じです。終身雇用制が崩壊し、個人主義となったおかげで、チームワークというものが取れない。あいつの為なら、会社の為なら一肌脱ごう、という相乗効果がうまれない。合理的、業務的で愛がない。人間愛を上げれば、愛が帰ってくるし、愛をもらえば、愛を返してたくなる。そういった力が大きなものを作り上げると信じています。

またこの作品は現在の社会問題をいろんな角度から提起しています。医者不足、保険証がない人の診察問題など。
これからますます高齢化になり、裕福な人はいいですが、職を失った人とか、身寄りのない人とか、そういう人ますます増えると思います。日本経済の停滞が大きく影響していると思います。何せ日本の製造業は、もはや日本ではやっていけないですから。自動車産業くらいでしょうか。それってまさにアメリカの後追いで、失業者大国、医療費高騰などいろんな問題を引き起こすと思います。もうはじまっているといっても過言ではないでしょう。大学卒業して、いい会社に入って、結婚して、家を建てて老後をのんびり暮らすなんていう話は、ごく一部の人の話となってしまいました。会社に入社できたとしても、いつ首になるかわからないし、会社に来てるだけでは、出世もないし給与アップもない。本当に自分の人生は自分で切り開くしかない時代となり、そしてその活躍の場は、もう日本ではないのかもしれません。グローバル化の時代はもうやってきています。
あっごめんなさい、かなり脱線しました。

■感想3(最後)

とにかく、この漫画は一つ一つのストーリーが素晴らしい。特に赤目先生の話はいいですね。こういうのすごく好きです。切ない恋のお話。こういうストーリーはどうやって考えられているのでしょうか。とても興味があります。

ドラマ化したら面白そうですね。
京極先生は、松田翔太さん。小日向さんは、香里奈さんで、タンバリンは、阿部寛さんかな?もっと濃いキャラのひとでもいいですけど。すみません勝手な意見です。

以上、まとまってないですが、感想を述べさせていただきました。引き続き素晴らしい作品展開に期待しております。ありがとうございました。