MSWが目立たないわけ
MSWを知っていますか。
”FBI”でも”CIA”でもない、そう”MSW”です。
病院にいるメディカルソーシャルワーカー(MSW)のことです。
病院のなぜかあまり目立たない所に
「医療福祉相談室」と書いてある部屋にいます。
病気や事故にまつわる不安、また退院後の生活の不安など
あらゆることに相談にのってくれるんです。
こんな心強い人たちが病院にいるのに、
あまりその存在を知られていないのは・・・
なぜなんでしょうネ。
今もまだ「知らない」と言う人は多いのです。
病院によっては入り口近くにデスクを設けているところも
ありますが、ほとんどは上の階にひっそりとあります。
う~ん、なぜなんでしょう。
そこで早速MSWの方に聞いてみました。
『経済的な相談のこともあり、目立つと入りにくいこともあるので』
なるほどっ!
そーかよくわかります。
入るところを見られたくない人もいる・・わけですね。
MSWに会う人はほとんどの人が悩みを抱えているわけで、
用事がないのにお菓子を持って遊びに行くことってないですもんね。
でももし自分から来られない人や、
病院側から相談室を紹介されない人はどうしたらいいんでしょう。
MSWの存在すら知らなくて、
病院側から”必要な人”と
気が付いてもらえない人はどうしたらいいんでしょうね。
MSWはいつでも全力で
患者やその家族に時間をかけ傾聴し、
患者やその家族に時間をかけ傾聴し、
心を寄り添わせてくれようとしています。
いつの日か病院で、
「いとしのタンバリン」を読んだのですが!と言って
MSWに声をかける患者さんや家族が増えたら
いいんですけどね(笑)。
そーなりますように!