帰って来た”小村淳” | くじらいいく子 オフィシャルブログ 「クジラのキモチ」 Powered by Ameba

帰って来た”小村淳”

ラグビーマガジンの取材に行ってきました。

くじらいいく子 オフィシャルブログ 「クジラのキモチ」 Powered by Ameba-201105161352000.jpg

キヤノンのグラウンドです。

ちょっと曇り空でしたが、緑がいっぱいのきもちのいい所です。

多摩センターからタクシーで10分もかからなかったけど、

歩くとやっぱり遠いでしょうか。




くじらいいく子 オフィシャルブログ 「クジラのキモチ」 Powered by Ameba-201105161353000.jpg

立派なクラブハウスです。

出来たてのホヤホヤ。

真新しい匂いがしました。

スリッパに履き替えます。スポーツ施設で

スリッパに履き替えるのは、初めてです。


日焼けした爽やかな主務の林哲郎さんに

クラブハウスの中を案内してもらいました。




くじらいいく子 オフィシャルブログ 「クジラのキモチ」 Powered by Ameba-201105161510000.jpg

小村淳、FWコーチです。


初めて会ったのは18歳の時(今はアラフォー)、

明治大学の一年ですでにレギュラー。

その後、日本代表になりトップチームの

神戸製鋼に入る。

ずっと試合に出るのが当たり前だった小村氏は

神戸製鋼に入って1年目で初めて試合に出られない

屈辱を経験。

当時の神戸製鋼といったら、スター選手の集まりでしたから、

思いっきり社会人の凄さを味わったわけですね。


(そのころ私のほうはビッグコミック スピリッツで

ラグビー漫画「マドンナ」を描いていました)


出身は北海道、それから東京の大学、そして神戸。

どんどん南下していました。

どこまで行くのだろうと思っていたら、

また東に帰ってきました。

旅人のようです。


くじらいいく子 オフィシャルブログ 「クジラのキモチ」 Powered by Ameba-201105161605000.jpg

練習が始まりました。





くじらいいく子 オフィシャルブログ 「クジラのキモチ」 Powered by Ameba-201105161524000.jpg

とにかく立派なクラブハウスです。

トレーニングルームも広くて凄い!

選手がハニカミながらみんなで挨拶してくれました。

これって意外なんです。

取材慣れしているチームの選手はよっぽど顔見知りでないと

向こうから全員で挨拶してくることはないんです。

いつも沢山人がくるので、面倒なんでしょうね。

でもキヤノンはまだトップリーグに入っていないチームなので

みんな初々しくていい感じでしたよ。

選手たちがピカピカしている感じでした。


くじらいいく子 オフィシャルブログ 「クジラのキモチ」 Powered by Ameba-201105161525000.jpg

ラグビーファンにはおなじみの

永友洋司監督です。

今ではこんな立派なクラブハウスで

ラグビー部に会社が力を注いでくれていますが、

永友監督が就任した3年前は、

なんの約束もない下位チームのひとつでした。

そこへ乗り込んだわけですから、

その情熱と根性は凄いです。


しかし、変わりませんね。

大学の時からスター選手でしたが、

今もまったく変わらずいつもスッキリした人です。

どうやったらこんなに変わらないでいられるんでしょうね。

うらやましいです。


くじらいいく子 オフィシャルブログ 「クジラのキモチ」 Powered by Ameba-201105161519000.jpg

食堂のテーブルはみな丸いんです。

これには理由があるそうです。


丸いテーブルだと話が弾むのだそうです。

だからわざと丸くしている。

チームを作っていくって、こんなところにも工夫をしていくと

いうことなんですね。


くじらいいく子 オフィシャルブログ 「クジラのキモチ」 Powered by Ameba-201105161522000.jpg

この場所にジ~ンときました。


優勝旗などを入れる広いケースです。

今はまだなにも入っていません。

これからここに沢山のトロフィーや記念のジャージィが

入るわけですね。
なんにも入っていないクラブハウスのケースを見たのは

初めてなので、ものすごく想像力が湧いてきました。



久々にお会いした小村氏はこの5年間

すっかりラグビーと離れていました。

それでもいつかラグビーに戻りたいと

ずっと思っていたそうです。



10年後はどうしていますか?


質問をしました。


「どこかのラグビーチームの監督をしているかも」


20年後はどうしていますか?


「どこかのチームの練習を見学しているオヤジに

なっているかも」


そうか良かった。この先も、

ずっとラグビーの側にいてくれるようです。