よく40代・50代の患者さんがこういう話を聞いてきます。
「最近肩が上がらんのやけど、『五十肩』かな?」
それを聞いてくる大半の方は『五十肩』じゃない人が多いです。
そもそも『五十肩』とはどういったものなのか、わかっていない方が多いので詳しく説明していきます。
『五十肩』の正式名称は「肩関節周囲炎」と言います。
正直な所、病院でもはっきりとした原因が分からないのです。
もしはっきり原因が分かっているとすれば、それは『五十肩』ではありません。
腱板の炎症であれば『腱板炎』、関節包に炎症があれば『関節包炎』となります。
その原因が分からないが症状が出ているものに対して『五十肩』と診断をうけます。
症状の出方によって「急性期」「慢性期」「回復期」の3つに分けられます。
「急性期」では可動域が狭くなり、「結帯・結髪動作」が出来なくなります。
結帯動作とは、背中で帯を結ぶ動作の事を言います。
結髪動作とは、頭の上で髪を結ぶ動作のことを言います。
そして「安静時痛・夜間痛」が出ます。
痛みのある方を下にして寝られなくなります。
また何もしなくてもズキズキとした痛みが出る事が多いです。
肩に熱を持つ事も多いです。
「慢性期」では、痛みはある程度軽くなりますが、動かしていない為可動域の制限が強くなります。
「回復期」では、段々と可動域が広がって痛みもほとんどなくなります。
まとめです。
・『五十肩』の正式名称は『肩関節周囲炎』
・原因不明のものを『五十肩』と診断している
・「急性期」「慢性期」「回復期」の3つに分けられる
・「結帯・結髪動作」が出来ない
・「安静時痛・夜間痛」がひどい
もし肩の上がりづらさがある方は、一度「結帯・結髪動作」が出来るかやってみて下さい。
女性の場合で肩関節の痛みがある場合は、「石灰沈着性腱炎」の可能性もあります。
症状としては似ている所もあるので、一度病院にかかる事をお勧めします。
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