なんだか、殺風景な荒れ地のような光景の庭。
正面の太鼓橋の奥に、山の中に続く道がある。偏界一覧亭まで続いているらしい。
広大な永福寺跡。ずいぶん立派なお寺だったことだろう。
鎌倉宮にお参り。
凄いな、木がゲートのようになっている、荏柄天神社へ
天神様、この時期は受験生が大勢。絵馬もすごいですね。
島津氏、毛利氏の墓所となっているやぐら。古いやぐらを転用したのだとか。
頼朝の墓所となる法華堂があった跡地。この上の山全体が墓所だそうだ。
その横に、ここが頼朝の墓所とされている所。
そして、鶴岡八幡宮へ。まあ、寄っていかないわけにはいかないでしょう。
狛犬がなんだか楽しそう。
本殿前から、若宮大路、その先の由比ヶ浜をみる・・・見える？
若宮大路、人が多い。少ない方だろうか。
小町通りは見ただけで入っていきません。
横大路を進んでいくと、横須賀線の踏切。その先には寿福寺
やぐらが並ぶ。
北条実朝の墓？
北条政子の墓
源氏山に向かって登っていくと、道端にぽつんと「太田道灌公の墓」・・・あれ？このまえ大山の麓で「胴塚」ってあったな。あっちこっちに、お墓があって大変だ。
源氏山の山頂に着いた。やっと座って大休止。
大きな、頼朝像。
宇賀福神社、通称、銭洗弁財天には、このトンネルを抜けていく。
今日は通り抜けるだけです。
そして、佐助稲荷へ。
赤い幟と白いきつね像に囲まれる。
全く動じない、リスさま。
あれ、何か違うのが・・・これも、ここで売られていたペット守りのお人形。
そして、高徳院まで来ました。鎌倉と言えば、大仏様。
御胎内に入ることができるが、入ったことがあるし今日はいいにします。大仏の背中には、胎内の換気と明かりとりに窓が開いている。
門前の古仏の方が気になったりする。庚申供養塔、三猿が彫られているから、青面金剛かな。
長谷寺は何度か行ったので今日はパス。
そして、江ノ電長谷駅に到着。
そこそこ、混みあっていますが、まあこんなもんでしょう。
江の島が見えてきた、と思ったら雨が降り出した。いいタイミングで終えたな。
終点、藤沢駅に到着。ご利益ハイク、終了です。
前編から続く。瑞泉寺脇の登山口に下りてきて、気になった奥の院？に行けるかな、と瑞泉寺に向かう。拝観料は200円。花の季節にはそれなりににぎわうのだろうが、人の姿はほとんどなく、閑散としている。格式高い寺だが、一度は廃れてしまい再興したそうで、寺自体は新しい。本堂奥の庭は夢窓国師の作と言われるが、昭和45年に発掘され、復元されたという。池の脇からつづら折れの道が、山上の堂（偏界一覧亭というらしい）まで続いているようだが、立ち入り禁止の様子。花もないこの時期では見るものもなく、訪れる人もほとんどいない。山門まで下りてきて、受付の人に、「ハイキングコースから、山上の堂が見えたんだけど、ここからは行かれないんですね。」と聞くと「途中の道が崩れてしまって、今は行けないんですよ。あそこまで行くと眺めがいいんですけどね。」とのこと残念。
鎌倉市内方面に道を下ってくると、永福寺跡。頼朝が建立したという荘厳な寺院だったそうだが、発掘調査で池や礎石が見つかったのみ。さらに下って、鎌倉宮。さらに入り口のゲートみたいな木がすごい、荏柄天神社へ。さすがにこの時期、受験生とその親で大賑わい。一応どちらも本堂前まで足を運んで参拝。山沿いを進むと、近世の武家の墓地、そして源頼朝の墓所と呼ばれる場所へ。この辺りから人が多くなり、人の流れについていくと鶴岡八幡宮に到着。ここはしっかりお参りしていきましょう。さすがに人が多いが、三が日ほどではなく、本殿前の参拝列が階段を下って、舞殿の周りまで・・・なんてことはなく、本殿前の階段をどんどん登る。「広がって、お参りください。」という警備員の声に従って、端の方でこそっとお参り。そのまま下ってきた。茅の輪をくぐるには長い列ができていた。太鼓橋の横を抜けて、若宮大路まで。西へ進み、大混雑の小町通りをのぞいて通り過ぎ、横大路。横須賀線の踏切を渡ると寿福寺だ。境内奥まで進み、やぐらがずらりと並ぶ墓地へ。その中にあるのが北条政子の墓（といわれる）ほかの墓と同じように、ひっそりとやぐらの中に納まっていた。
さてここから、ひと登りで源氏山へ、そしてその向こうの宇賀福神社、通称銭洗弁天へ行きたいのだが、墓地をぐるぐる、岩がえぐれた道を下って行って、墓地を出てしまい、あれ、こっちじゃない。また岩えぐれ道を上りなおすと、墓地の脇から、山に入っていく道があった。さっきのやぐらを見下ろすように登っていくと、すぐに源氏山。開けた山頂には祠が一つ、ぽつんと。その横の丸太のベンチを借りてヤレヤレやっと大休止、というか、今日初めてゆっくり座ったような。ちょうど12時。空はだいぶ雲が多めになってきた。
さて、街歩き後半戦。目指すは佐助稲荷。山頂から少し進むと大きな頼朝像が鎮座している。その脇ではハイカーのグループが談笑中。さらに進むと化粧坂の切通しから登ってくる道。前回はここを上がってきたような記憶。そして、葛原岡神社へ向かったが、今日はそのまま宇賀福神社へ下りる。分岐でにぎやかにおしゃべりしているのは、山装備の女性４人組。大平山の手前ですれ違ったグループのような気がするけれど。逆回りで建長寺に下りて、化粧坂を登ってくれば、まあ、ここにいてもおかしくはない。にぎやかに笑いながら、宇賀福神社に向かっていく。岩に穿たれたトンネルを抜けると宇賀福神社。ここは前回しっかりお参りしたし、人がとても多いので、申し訳ありません。通り抜けるだけ。
ここから、山に戻り、ずっと大仏ハイキングコースをたどるのもよいのだが、今日は佐助稲荷に寄りたかった。前回雨に降られて、行かずに終わってしまったのが心残りで。だが、マップの「みんなの足跡」を見てみると、どうやらハイキングコースから、山裾にある佐助稲荷に下りてくることができて、またハイキングコースにもどっていくことができたようだった。町の中を歩いて、佐助稲荷へ。山の麓にある小さな稲荷神社だが、赤い鳥居の並ぶ様子や、辺り一面に奉納された白いきつねの像など、なかなかフォトジェニックな場所だ。本堂裏の社を参拝していると、すぐ目の前にまたリス。触れるほどの距離だが、全く気にせず、落ち葉の下のドングリを探している。
佐助稲荷からまた住宅街に戻り、今度は高徳院を目指す。鎌倉に来たなら寄っておきましょう。大仏様。神仏の御加護か今日は足が絶好調。大仏までの道を一気に歩く。江ノ電の長谷駅から高徳院に続く道は、観光客で大賑わい。その流れに乗って、大仏様に詣でる。
長谷寺は何度も参拝しているので、今日はパス。雲行きも怪しくなってきたので、江ノ電長谷駅で終了。予定よりだいぶ早めの13時20分。江ノ電もそこそこ混んではいたが、満員すし詰めというほどではない。極楽寺、七里ガ浜、さらに江の島でどっと人が降り、藤沢までは座っていくことができた。乗ってすぐ、江の島が見える・・と思ったら、雨降ってるじゃないですか。いいタイミングで終えたようだ。
終点藤沢まで、江ノ電に揺られ、車に戻る。はらへった、さて下山メシを探そう。
