ころぼっくるひゅって前の丘。なかなかよく咲いていますね。それにしても真っ白だ。

沢渡へ下っていく道。正面に八島湿原が見えるはずだが。何も見えませんね。

こっちには、蓼科山が見えているはず。

目の前の車山さえ全く見えず。

当たり年、との情報を得て。確かに花が濃い。もう花期は終りに近いか。

ニッコウキスゲの中にハナチダケサシが混じる。

電気柵の向こう、真ん中に立つのはソーラーパネルのついた監視装置?

車山登山道の脇あたりが一番花が濃い。

コバイケイソウが混じる。

八島湿原入り口に鮮やかに咲いていたオトギリソウ

ノリウツギも満開。

ヨツバヒヨドリは咲き始め。今日はアサギマダラの姿は見えなかった。

池塘を見下ろす。

ヒョウモンチョウがアザミにとまっていた

赤味が目立つのは、シモツケとヤナギランこれはシモツケ

シシウドが巨大な花をつける。大きな打ち上げ花火のよう。

イブキトラノオが一面に。

ハナショウブがみずみずしい

ヤナギランもちらほら。

これは??マメだな。イタチササゲという札が近くにあった。

開く前のシシウド。握りこぶしほどの大きさがある。

ハナチダケサシの群落

マクロでアップ。チダケサシの花

霧の中、水滴をまとうカラマツソウ

咲き始めのシモツケソウ

 

トラノオみたいだけれど、咲く前のクガイソウ

咲き始めのヨツバヒヨドリ

雨やみを待っていたのか、葉の上でじっとしていたヒメシジミ

オカトラノオの超アップ。

 

 体調もだいぶ戻ってきた。連休二日は家の雑務などで終わってしまい、しかも、ずいぶん悪い予報だったのに、昨日の日曜日は午後には日が出てくる始末。我が家では「フルフル詐欺」と呼ぶ状態。なんだかなあ・・・ 家族はそれぞれ、なんだか重い用事を抱えて奔走中。「あれ?山行くんじゃなかったの?まあ、この天気じゃね・・・」と笑われる。

 三日目、天気予報は相変わらずパッとしないが、どうにか雨は降りそうにない。昨日のように晴れ間も見えるかも、と思い切って花を見に出かける。どうにか重い課題から解放されて「温泉だ、ビールだ、花だ、わ~い。」と騒ぐ『ツレテケ』とともに。ブロガーさんが「今年は当たり年のようです。」と紹介してくれた霧ケ峰へ。毎年のように行っていたが、昨年は訪れていなかった。
 

 中央道八ヶ岳PAで開いたばかりの売店でパンやおにぎりを買って朝食。天気が良ければ、八ヶ岳と甲斐駒、鳳凰を望む絶景スポットだが、真っ白。休日のこの時間、周囲には登山風情の人が大勢いるが、さすがに今日は見当たらず。諏訪ICから霧ケ峰に向かって上る。池のくるみ湿原も真っ白。強清水は人も車もほぼいない。車山肩の駐車場はこの時期は早朝からいっぱいになってしまうが、今日はまだ片側が6割ほど。いやいや、それでもこんなにいるんかい、とツッコミたくなるほど意外にいますね。みなさん雨支度で出発準備中。車山に向かって登っていく10人ほどのグループも。車を降りると「寒いねー。」風はほとんどないが水分を含んだ重い冷たい空気があたりに立ち込める。ソフトシェルをはおって歩き始める。「ころぼっくるひゅって」の前の丘はニッコウキスゲが満開。人の姿もまばらで静か。丘の上まで行くと、真下に八島湿原を見下ろし、その奥には北アルプスが見える大展望地だが、何も見えず。車山の肩越しに見える蓼科山も見えず。すぐそこにある車山さえ見えない。車山への登山道に入る斜面も花が濃い。時折、パーッと明るくなって、太陽が顔を出すか、と期待するが、出ず。小一時間うろうろしたが様子が変わらないので、八島湿原に移動。

 八島湿原の駐車場もガラガラ。やはりガスが流れ、あたりは白い。カメラだけ持って散歩。湿原の池塘はどうにか見下ろすことができた。木道を歩くと、いろいろな花が咲いていて楽しい。景色はないが、花を愛でるにはかえって良い条件だったかもしれない。ニッコウキスゲには花によってアブラムシがびっしり。どうしてつく花とつかない花があるのだろう。小一時間の花散策。結局太陽は顔を見せず。だが雨も降らず、涼しくて快適だった。

 10時過ぎ、諏訪に下る。諏訪湖畔まで下りてくると、なんだか薄日のさすいい天気。まあ、そんなもんか。しかし暑いゾ。ランチを求めてやってきたのは諏訪湖畔のステーキレストラン「カナディアンロッキー」20年以上前、家族でスキーに通ったのは白樺湖周辺。帰りに諏訪IC最寄りのこのレストラン(の支店)で食事をするのが家族のお楽しみになっていた。残念ながらずいぶん前に思い出のある「諏訪インター店」は閉店してしまい、以来この店に寄ることはなくなっていた。久しぶりに訪れる(といっても、こちらの店は初だが)と店のつくりは諏訪ICの店と全く同じで懐かしい。あの頃は、若いスタッフがカウボーイスタイルでテキパキと動いていたが、スタッフの平均年齢が妙に高い(笑)開店と同時に入ったのだが、いやいや、次々とやってくる客も、妙に平均年齢が高いのだが・・・・人のこと言えるか・・・・と思っていたら、若者カップルや、家族連れもやって来始めて、ひと安心・・・
 懐かしい「味噌ガーリックソース」でランチステーキをいただきました。ライスはどんな盛りでも値段は一緒、しかも頼めばお値段変わらずで、カレーをかけてくれる。席の窓からは目の前に諏訪湖が広がり、なかなか楽しく食事ができました。






 諏訪ICでついつい立ち寄るモンベル諏訪店。『ツレテケ』がアウトレットでシャツワンピースなんかを見つけてきて、いくつかお買い上げ。やっぱり重たい用事から解放されて留守番の娘に「おぎのやの釜めし」をおみやげに。そしてR299へ。麦草峠を一気に越える。さすがに麦草峠も人少なめ。白駒の池入り口の駐車場もガラガラ。松原湖へ下り「八峰の湯」で「ととのった~」と仕上げ。

 あきらめきれない三連休、なんとか最後に楽しめた。