大垣城の濠の一部にもなっている水門川は公園としてきれいに整備されている。柳の新芽が美しい。

桜は二分咲きといったところか。

日当たりのいい所はよく咲いている。

舟運にも使われていた水路沿い。

奥の細道むすびの地のモニュメント。松尾芭蕉像が立つ。

灯台の復元もある

川下りの遊覧船


船場カフェでいただく、むすび膳。春巻きみたいな御当地スイーツのオダマキ

長良川沿いの墨俣一夜城 こちらも桜はまだ。

名古屋へ出て、大須観音へ。門前通りの熱気に驚く。

境内の桜もそろそろ。




名古屋と言えば、味噌煮込み。

 

 3月31日 京都からの帰路。二晩もお世話になった栗東の道の駅はすぐ横を新幹線が通る。6時過ぎには上り一番列車が通り、そのあとの分刻みのダイヤに驚く。旧中山道に沿って北上する国道8号線を走ると、時折「〇〇宿」という案内がある。近江八幡を過ぎ、朝食をとって彦根へ。米原駅の横を通過すると国道21号線に分岐。関が原方面に向かう。関ヶ原の古戦場跡をすぎ、垂井宿も通り抜けて、大垣へ。せっかくだから桜が咲いていそうなところを見つけて寄り道していこう。大垣市役所最寄りの水門川沿いが咲き始めという。ここはかの松尾芭蕉の「奥の細道」結びの地。ここで奥の細道の長い旅を終え、ここから舟で桑名に下っていったという。桜祭りは次週のようだが、三分咲きくらいか、人もそこそこの出。大垣市役所に車を置き、水門川沿いを散策。結びの地で松尾芭蕉像にご挨拶。周辺はきれいに整備され、おしゃれなお店もいくつか。おにぎりがおいしそうなカフェがちょうどオープンしたので、おにぎりランチをいただく。奥の細道結びの地でおむすび、というシャレらしいが。添えられていた甘味は「オダマキ」という。花の名前のようだが、大垣のB級スイーツのアップデート版だそうで。
 すっかり夏のような日差し。東に進んで、揖斐川を渡り、長良川沿いの墨俣一夜城へ。こちらも桜はちらほらなので車窓から。

 岐阜から名古屋へ向かい、最後に立ち寄るのは名古屋の中心街、大須観音。門前商店街の多国籍ぶりに圧倒される。アメ横と仲見世を混ぜたような何でもアリ感。南米系が多いのだろうか。観音様にお参りし、また商店街を抜けて、最後に味噌煮込みうどんをいただいてこの旅も終了。さて、現実に向かって帰りましょう。