第一ロマンスリフトのトップからスタートします。正面は西篭ノ登山

正面に湯ノ丸山 右手にはツツジ平が広がっている。

ツツジ平は一面の雪原

鐘分岐 ここから急登が始まる。

シャクナゲの葉が凍てついている。

背後に湯ノ丸スキー場。その奥に浅間山がチラリと見えてきた。

着きました~真っ白です。

おやおやスキー場も見えなくなってきた。

と思ったら青空も広がったり、

小休止して、北峰へ向かいます。

北峰から烏帽子岳を見る。歩いている人がちらほら。

南峰へ戻り、天気を待って小休止。浅間山が見えてきた。

噴煙上げてます。

八ヶ岳方面は雲の中。

目を凝らすと、富士山の縞模様が雲の中に。

まあ、こんなもんか。そろそろ下山します。

烏帽子岳に向かって、急斜面を下る。

烏帽子岳への鞍部。

どんどんいい天気になってきたけど。

戻ります。

 

振り返ると、青空に湯ノ丸山。

ゲレンデ下に戻ってきました。正面にすっきりと西篭ノ登山。

ここが登山口。

カプセルリフトで再びゲレンデトップへ。

なんだか懐かしい雰囲気のスキー場です。

ゲレンデトップから、煙っているのは四阿山か。

 

湯ノ丸山とその奥に烏帽子岳。

 

 昨年の初滑りはASAMA2000改め高峰マウンテンリゾートだった。早朝黒斑山に登るため駐車場で車中泊したが極寒だった。しかしそのおかげで黒斑山登山も初すべりも最高だった記憶がある。同じエリアの湯の丸山もきっといいだろうと狙っていたのだがなかなかチャンスがなく。3月に入ったが、また南岸低気圧、そして寒波襲来と条件がよさそう。読ませていただいているブログの諸氏もゲレンデコンディションは最高と。山インスタにも湯ノ丸山の様子がいくつかアップ。というわけで、滑走2日目にして滑り納めと、湯ノ丸山のスノーハイクに出かけた。

 中部横断道は寸断しているが、その代わり無料区間が多くて助かる。、2時間ほどでまだ明けぬ野辺山高原を越える。コンビニで朝食を買って小休止。八千穂高原から再び無料区間の中部横断道。そのまま上信越道へ。小諸ICで降りて湯ノ丸高原に向かう。路肩の温度計はマイナス10度ほど。けっこうな寒さだ。7時過ぎに湯ノ丸高原に到着。まだ駐車場に車は少なく、一等地に置けた。やっと明けてきたようだが雲は多目。風がないのはありがたい。1日券は4800円。まあ妥当な値段か。8時少し前にチケットを買い求め、運転開始のリフトに乗る。昭和レトロなんて評もあるスキー場だが、リフトはのんびり動くペアリフトばかり。とりあえずゲレンデトップまで。正面に湯ノ丸山が見えるはずだが、白い雲の中。足慣らしに一本。

 ナンだコレ!!! すばらしいコンディション。程よい硬さのバーンには昨夜降ったらしい新雪が10センチほど乗って、それが驚くほど軽い。エッジはしっかり切れるが、新雪は全くじゃまにもならず、舞飛んでいく。「ひゃっほー」と心の中で叫びながら滑走。新雪が降ったのに、ピステンをかけなかったのは、あえてかサボり(笑)かわからないが、いい仕事してくれてるねえ。この雪を圧雪するなんて無粋。というか圧雪できないだろうな。固まらないもの。惜しむらくはリフトが遅くて本数を稼げないことだが、ゆっくり足を休められてかえっていいのかもしれない。5,6本、中上級コースを走って、森の南側に抜けると、もう一つの長いバーン。ここだけ、長いディタッチャブルリフトがある。これまた懐かしい感じの、フード付きリフト。しかしペア(笑) 今日のコンディションではフードは全く用なし。誰も閉めようとしない。長いけれど速いので、これは本数を稼げるか、と思ったが考えることはみな同じ、ここは結構人が多い。しかも斜面は上部は片斜面、下部は緩斜面。あまり楽しくない。
 といった感じで約2時間滑り、そろそろ足を使い果たすか・・・というところで一旦車に戻り小休止。スクールが始まるようで、団体の人があふれてきた。これは、早めに山装備にスイッチだな。

 スノーシューに履き替えて、10時、スタート。第一ロマンスリフトに乗って、登山口へ。カラマツ林の中を進んでいくと右手には雪原が広がってくる。ツツジ平、またの名をコンコン平というそうだ。春には斜面にツツジが咲き乱れることでも有名な湯ノ丸山。その先にはお椀のような山がいくつか。富士山の周辺にある臼塚などのような、寄生火山群のようだ。やがて鐘分岐。ここから斜面に入る。斜面には数名の登山者が見える。樹氷はだいぶ落ちてしまったようだ。木々の間を登っていくと背後にはスキー場の全景が広がってくる。その奥には篭ノ登山。約1時間で山頂。残念ながらホワイトアウト。周辺はあまり見えず。しかし青空もチラ見え。だんだん回復していくようで期待する。大岩の陰で、風を避けながら小休止。正面の篭ノ登山の奥に浅間山が見え隠れ。北峰から戻ってくる登山者が数名。あとから登ってくる人も数名。北峰まで行ってみるが。あまり状況は変わらず。山レディーが一人、そのあとご夫婦がやってきて、今日は見えませんねえ。と話が始まった。「今日は12時からはてんくらがAなんですよ。あと5分くらいなんですけどねえ(笑)」すぐ横には烏帽子岳が見える。人が登っているのが見える。ここから往復すると2時間くらいか。
 南峰へ戻り、景色を眺めながらぼうっと過ごす。八ヶ岳は雲の中。すそ野だけがわずかに見える。その左側に雲に紛れて縞々が見えるのは、ああ、富士山だ。だんだん雲が切れてくるようだが、そろそろ戻りましょう。せっかくなので、烏帽子岳側へ下り、南側を巻く道を帰ろう。鞍部までは急斜面。スノーシューは急な下りには不向き。時々ズルっと体勢を崩しながらなんとか、烏帽子岳の鞍部まで。ここから烏帽子の稜線鞍部までトラバース気味にトレースがついている。小烏帽子までCTで45分。烏帽子まで行くと1時間くらいか。まあ、またツツジの季節にでも訪れよう。鞍部から湯ノ丸山の南面を巻くようにキャンプ場まで。どんどん晴れてきて頭の上がすっかり青空。まあ山あるあるですね。下りは少し遠回りをしてそれでもやはり約1時間で、地蔵峠へ戻ってきた。朝よりも気温もだいぶ上がり、すっかりいい天気。

 もったいないので、いつもはこれで終了だが、再びスキーを履いて、ゲレンデトップまで。朝は見えなかった湯ノ丸山の全貌がよく見える。北側には四阿山がこちらはまだちょっと雲の中。雪は朝よりは少し重くなったか。数本滑って、いよいよ足が終わった(笑)ので終了。                                                                                                                              湯ノ丸山の記録 歩行6.8㎞ 行動時間3時間37分 累積登高471m 今年のスキーと、雪山たぶん終了。