前回の終了点。二川駅からスタート。暑い日になりそうだ。

東海道と伊良湖へ続く道を分ける。

国道一号線 暑い道を歩く。豊橋市街地に入ってきました。

立派な寿泉寺の門、その奥には三重塔。

大きな東八丁の交差点。反対側には巨大な秋葉常夜灯が立つ。道の中央を路面電車が走っています。ここが吉田宿の東惣門跡。

オブジェが作られていました。その奥には和菓子屋。餅菓子の和菓子屋がとても多い。

曲尺手を抜けて、裏通り。何もないけれど、旧東海道。

くすのき通りにはモニュメントが立っていた。

田原街道 国道259号線の札木交差点。路面電車はこの先の西八丁交差点で90度曲がります。

本陣跡は料亭に。高そうな鰻屋さん。

人だかりができていた、団子屋。中でぐるぐる回っている自動団子焼き機に見とれる。

ひと休みした秋葉公園の前に立っていた吉田宿の碑

西惣門跡。こちらもモニュメントがあります。

かつては水運で栄えていたそうだ。湊町にある湊築島弁天社。

 

豊川を豊橋で渡る。吉田という地名は全国に多かったので、明治の廃藩置県の際に「豊橋」に改名されたそうだ。

豊川稲荷の揺拝所

豊川放水路に架かる高橋は激狭。歩道なし。すぐ脇を車がビュンと抜けていく。その先に見えてきた工場の「ポンポコラーメン」が気になりすぎた。

 

ポンポコラーメンを手土産に、今日はここまで。予定の御油まではまだ7キロほど。すでに3時半。暑いし腹減ったし。

列車が1時間ない、というなら歩こうかとも思ったが、ちょうどある。飯田線の小坂井駅で終了。無人駅だが、券売機も改札も何もない。車内改札か、と思ったら車内も大混雑。結局、駅の改札での自己申告。これ、乗車駅はどうやって証明するのだろう。

 


3日目の朝食。ポンポコラーメン。味は「超」フツー(笑)



 連休二日目。妻からのリクエストで東海道の続き、そして信州へ花を見に。昨年は乗鞍にミズバショウを見に行ったが、今年はどうしようか。とりあえず、二川からの続きを歩いて、その後は野となれ山となれ。
 昨日の12時間、獲得標高2000mの強行山行の疲れも残しつつ、準備をしていると出発は遅めになってしまった。東名を三ケ日で降りて快晴の浜名湖畔を走る。今日も「ハマイチ」サイクリストが大勢。大型連休で車も多め。前回の終了地点、二川駅に10時過ぎに到着。駅前のパーキングに車を置き、10時30分スタート。暑くなりそうだな。岩屋観音のある小山の裏手を抜けていく東海道の坂を上っていくと、大きな園芸用品店が駐車場に整理員が出るほどの大混雑。連休はお庭の手入れにも最高ですね。特に何もない道をひたすら西へ。「12時間も歩き続けていて〇〇なの?」と笑われながらもそれほど疲れは感じない。平坦地ならどうってことないわ。しかし太陽は暑い。ペースは上がらない。4㎞、1時間ほど歩いて、国道1号線に合流し豊橋市街地に入っていく。目の前におなじみの看板「〇〇べル豊橋店」休憩と言いながら店内に吸い込まれる。「涼しい・・・」店内をひとまわりして、今日は絶対にいらないよね、これから持ってるといいかも、と言いながら妻用のレインポンチョをお買い上げ。店を出るともうお昼。いろいろな飲食店も出てきて、またしても引き込まれるように「びっくり〇〇キー」に。連休でそこそこ混みあっていたが、さほど待たずに食事できた。さて、がんばってと思って店を出るとさらに暑さは増している。しかも4車線の幹線道路沿い。面白味もない。2㎞ほど歩いて、かつての吉田宿の東惣門があった交差点。門のオブジェが交差点の隅に立っている。反対側には巨大な秋葉常夜灯。その前を路面電車が走り抜けていく。豊橋市は路面電車が走る数少ない街のひとつ。ここから道は曲尺手(かねんて)と呼ばれるくねくね区間。数回直角に曲がって、裏通りへ。「東海道」と標示はあるがただの街中の住宅地。その名も「曲尺手町」から「呉服町」に入ると歴史のありそうな商店なども目立ってきた。餅菓子を売る和菓子屋が目立つのが特徴。川魚とくに鰻の店も多い。本陣跡も鰻の暖簾をかけた料亭になっていた。大手町あたりで、行列まではいかないが多くの人が出入りする店を見つけ、近づいてみるとみたらし団子が売られていた。ぐるぐる回る機械でたれをつけては焼きを自動で。おいしそうだったが、待っている人も多かったのでパス。その先の大きな公園の木陰でひと休み。広い公園には人影はほとんどなく、親子が自転車の練習をして走り回っているだけ。持っていたあんパンとお茶を飲んでひと息ついているとハトが群がってきた。目の前の広場には野外音楽堂のようなステージがあるが、無人。しかしどこからかライブのような大きな歌声が響いてくる。ここは大手町。官庁街なのか、休日には人がいない場所らしい。
 さて、また曲尺手を進んで、西惣門へ。国道23号線を渡り、豊川沿いへ。立派な弁天神社の境内を抜けて豊橋を渡る。川沿いをしばらく進み、やがて国道一号線と並行して川から離れていく。魚市場の横を通り、豊川放水路を渡る橋の辺りは歩道がなく道も狭い。しかし交通量はそこそこあって歩くにはかなり危険。足早に通り抜ける。橋の上からすぐ先に大きな食品工場が見えた。その看板にあった「ポンポコラーメン」の文字が気になる。どんな物だろう、見たことないなあ。御当地食品的なものだろうか。と思って進んでいくとその工場の入り口に「アウトレット」の幟が立っているではないか。のぞいてみると、工場内のプレハブハウスで製品が売られていた。ポンポコラーメンはまあ、普通のインスタントラーメン。1食50円から。せっかくだから、といくつかお買い上げ。しかしよりによって、カップ麺を買うの?まあ、10食セットよりはいいか。案内してくれたおじさんに、「今日はどこまで歩くんですか?」と聞かれ、まあ場所柄同じように東海道ウォーカーが立ち寄ることが多いのだろう。「御油までのつもりでしたが、どうしようかと考えています。」「お気をつけて。」と話をしてリスタート。しかし、荷物は増えたし、すでに15時30分。御油まではまだ7㎞ほど。5時には着かないか。しかも、この先JRからは東海道が離れ、名鉄を使って、乗り換えて戻ってこなければならない。そのすぐ先に飯田線の小坂井駅があり、ちょうど列車があるなら、ここまでにしよう。と駅に向かうと10分ほどで列車があるので、今日はここまで。何か事故でもあったらしく列車は少々遅延。混雑していた。ハイキング姿も多数。鳳来寺山や宇連山あたりに行ってきた人たちだろうか。小坂井駅は無人駅で、そのまま乗り込み車内改札があると思ったら、すぐ豊橋駅に着いてしまった。車内放送で列車遅延のため車内改札ができなかったので、そのまま改札で申し出てほしい旨をしゃべっていた。豊橋駅で東海道本線に乗り換え。こちらも結構な混雑。たった二駅で二川に戻ってきた。
 
 本日の記録 二川駅~JR飯田線 小坂井駅 13.6㎞ 休憩含む行動時間は5時間32分。
 7日間の累積 124.2㎞