リハビリ リベンジ 霧ケ峰
強清水の道の駅前。駐車場にはバイクがたくさん。ガボッチョの真上に富士山がかすかに見える。ここから歩くのはなんだかんだで、初めて。木立の中に水神社木に囲まれた大岩に祠が祀られていた。ヤナギランの咲く道を登っていきます。振り返ると、槍ヶ岳が姿を見せていた。車山の山頂ドームが見えてきたが、なぜか雨がバラバラ。キスゲ園地に到着。中央アルプス方面を望む車山登山道には人が多く見えるいろいろな花が混ざる草原。今日は蓼科山もすっきりと見える。先週は、真っ白で何も見えなかった、沢渡へ下る道。今日は八島湿原も、美ヶ原もよく見える。車山山頂はパスして、草原を横切っていきます。ころぼっくるひゅっての前の丘ころぼっくるひゅっては人気ですねえ。入店待ちができている。車山肩の駐車場は想像通りの満車。レストラン、チャップリンの席からは見事なキスゲ畑が望めます。いやいや、駐車場待ちの影響で、大渋滞です。こうなると、にっちもさっちもいかない。蝶々深山に続く道へ向かいます。頭の上をグライダーが飛んでいた。蝶々深山の分岐。丘の上にまっすぐ続く道を目指します。ころぼっくるひゅってと黄色い丘蝶々深山に到着。そこそこ人がいますが、広々と気持ちのいい山頂です。ティーに乗ったゴルフボールみたいな、車山ドーム山彦谷の向こうに、浅間山八島湿原を見下ろす。物見岩を目指して、草原の中の道を進む。吹く風はさわやか・・・・・なはずだったが、暑い。物見岩を通過。鎌ヶ池に向かって下っていく。すぐ横にゼブラ山。一列の木が、たてがみのように見えなくもない。沢沿いに下りてきた。湿原を支える水。ゼブラ山から下りてくる道の分岐。ここに何か建物があったよな。更地になっている。鹿よけ柵をくぐり、鎌ヶ池へ。多くの人とすれ違いながら、湿原を見つつ、木道を進む。やっぱり、天気はいい方がいい。当たり前。また鹿よけ柵をぬけて、御射山へ御射山ヒュッテを通り、諏訪神社を横目に見て、強清水への分岐。ビーナスラインを渡るのかと思ったらこんなところをくぐりぬける。静かなカラマツ林。霧ケ峰散策でこんなところを歩くとは。沢の渡渉もあります。そして、ビーナスライン沿いに戻ってきました。 どうも体調がすっきりしない。二週間前の爺ヶ岳山行で異変を感じてから、二、三日たつと、のどの痛みが増してきた。ヒリつくようなのどの渇き、空咳、倦怠感。10日ほどたってだいぶましになってきたが、今になって思えば、もしかして隠れコロナ感染だったか?長引く呼吸器の障害。まさにぴったり。今となっては確かめる術もなく、確かめようとも思わないが。 やっと梅雨明け。梅雨明け10日、と呼ばれる好天が期待できるが、この体調では。8月頭にかけていくつかのプランを練っているので、ここは養生しておきたい。土曜日は、久しぶりにゆっくりと朝まで寝たが、朝からガンガンに暑い。早朝から、いつ掃除したかわからないような、普段は『ツレテケ』の通勤車、たまの遠出と車中泊に出撃するレガシィ号を洗車。行きつけのスタンドに行ったら、なんと洗車機がリニューアルして新型になっていた。お値段も上がって、これまでワックス洗車が1000円以内でできていたのに、1200円に。どうせならと、少々上乗せしてコーティング洗車にフォーミング洗車。すっかりきれいになりました。それからは家の周りの伸び放題の枝を切ったり、ごみの片づけをしたり、昼からは音楽なんか聴きながら家の中でのんびり。こんな休みはいつぶりだろうか。 日曜日、少し歩いておこうと、リハビリに。あまりアップダウンがなくて、暑いからそこそこ標高があって、気持ちよく歩ける所・・・結局先週、真っ白だった霧ケ峰にリベンジ出撃。 遅めの出発で、しかも下道をのんびりと。諏訪に着いたのは8時過ぎ。池のくるみへ上がっていく道には、おそらく同じ目的地の車が数台。強清水の道の駅の駐車場は8割ほどの埋まり方。今日はここから。ビジターセンターの駐車場に車を置き、身支度。頭の上は晴れ間も見えるが雲も多め。暑くなりそうだ。 9時、出発。第五園地に向かって草原を歩いていくと、木立の中に鳥居。水神社の表示。岩ゴロゴロの道を少し入ると、大岩の横に祠が祀られていた。第五園地を過ぎて、次第に斜面になってくる頃、雨粒が風に混じり始めた。頭の上は晴れ。周囲を見ても雨雲はない。どこからか風に乗ってきた雨のよう。バラバラと時折強くなったが、そのうち止んだ。40分ほどのんびり登るとニッコウキスゲの咲く丘。ころぼっくるひゅっての裏にある丘に続いている。次第に人が増えてくる。花はまだまだ見頃。今日は周囲の眺めもなんとか。八島湿原の上に槍ヶ岳も見えた。丘を一回りして下りてくるところぼっくるひゅっては入店待ちの列ができている。チャップリンは比較的すいているので、売店で水を一本。レストランは目の前にキスゲ畑が広がる絶景だ。駐車場は満車。車山登山道の花畑から見下ろすと、はるか下の強清水に近いところまで延々と渋滞が続いていた。車山方面に素通りしたい車もあるはずだが、駐車場待ちの車が車線をふさいでしまうため、後ろの車は待つしかない状態になるのだ。今日は予想通り、強清水発で大正解。 車山には登る人、下りてくる人、大勢が行き来する。トイレにも長蛇の列ができていた。車山は人が多そうなので、パスして、ころぼっくるひゅっての横から、蝶々深山の登山道へショートカット。ここ数回は、車山肩から山彦谷の南の耳、北の耳を経て、男女倉山(ゼブラ山)へ歩くことが多かったが、今日は王道コース。蝶々深山から物見岩を経て、鎌ヶ池へ。 広々とした草原の中の爽快な一本道。しかし吹き抜ける風は妙に生暖かい。いや暑い。さわやかな高原の風、とはいかないようだ。今日は下界も超真夏日なんだろう。11時、蝶々深山。そこそこ人がいるが、まあ、そういう山もいいかと小休止。頭の上には霧ケ峰の飛行場から飛び立ったグライダーが飛んでいる。 休憩ののち、また広い草原の一本道を歩くと10分ほどで物見岩。そこから下っていくと、林の中を通り抜けて、鎌ヶ池に着く。さらに人が増え、木道を団体が歩いてくる。すっかり晴れて、暑い日の下の木道を歩き、八島湿原の入り口。いつもならここで終了だが、今日はここから強清水まで戻らなくては。 また、花を愛でながら木道を歩き、30分ほどで御射山ヒュッテ。諏訪神社の裏手を団体が車山肩に向かって登っていく。神社前から道が分かれ、強清水に向かう。草原をゆるゆる登っていくと、目の前にビーナスラインが見えてきた。渡るのかと思ったら、なんと、工事現場の仮設送水管のようなトンネルでくぐりぬける。身を屈めながら抜けるとカラマツ林。沢をひとつ渡り、静かなカラマツ林を行く。霧ケ峰の周辺で、こんなルートがあったとは。強清水始発の未踏ルートをつないだため、新鮮な山歩きができた。しばらく林の中を進むと、ビーナスライン沿いに出た。林の中の道は強清水へ続いているようだが、ビジターセンターに戻りたいので、途中から、カラマツ林の中の笹原を強引にかき分けて、駐車場に戻った。 気持ちよく、ほどよい負荷で歩け、体の調子もだいぶ戻ったことがわかり、よかったよかった。 歩行距離12.2㎞ 行動時間4時間46分 累積登高は少なめの429m