初秋の蕎麦活、蓼科あたり
みつ蔵さんで、お蕎麦をいただく。パンセさんでベーグルをいただく。店の前から八ヶ岳は、見えませんねえ。御射鹿池へ。トリカブト観音堂の中の、横谷観音様宇賀神様展望台から王滝を見下ろす。こまどり滝へは通行できないらしい。今日は上からだけで。観音堂道の脇にはイチイの木に実がいっぱいついていた。「食べれるの?」「うん、甘いよ」カラマツ林を登っていくと大滝神社。その御神体は、なんと、巨大な黒曜石。珍しい(のかな)、白いトリカブト。R299を上がって、白駒の池へ。コケの庭を散策キノコを愛でる。芸術的な造形の木湖畔が極彩色になるのはあと2週間ほどか。白駒荘でお茶にしよう。ケーキからピンが外れてしまった・・・・ブレンドコーヒーと、ほおずきケーキ。食用のほおずきが添えられ、ほおずきソースをかけて。小屋のベンチ脇では、ナナカマドの実がもう真っ赤。 秋分の日、新蕎麦にはまだ早いけれど、久しぶりの蕎麦活。『ツレテケ』のリクエストは蓼科高原の「みつ蔵」さん。ちょうど帰省していた『ツレテケ2』も「私も行く!」というわけで、初秋の蓼科高原、秋探し蕎麦活へ。 中部横断道で甲府盆地に抜けると、やや雲多め。八ヶ岳も雲の中。諏訪南ICからズームラインを走って、10時少し前、みつ蔵さんに到着。すでに数組が開店を待っていた。5分ほどで店の人が出てきて、名前の受付を始めた。6組目。一巡目には入れず、40分ほどの待ちで「お待たせしました、どうぞ。」と店内へ。一番奥の窓側の席へ。 ツレテケ親子はどちらも「鴨汁せいろ」…私がいつも頼むやつ。じゃあ普通のせいろで。卵焼きは外せない。そばを待っていると、店の裏の畑の向こうにある家の庭を、二匹の犬が走り回っている。庭と言ったって、ほとんど広い畑。自家製ドッグランだ。何が気になるのか、対角線にいったり来たり。車が前の道を通ると、並走したり。脱走しないけれど自由に走り回れて楽しそう。こんな環境なら犬も幸せだろうなあ。 そのうちに、まずは卵焼き到着。甘さ控えめで、熱々。たっぷり添えられた大根おろしとの味のマッチングが最高。初体験の『ツレテケ2』もご満悦。そのうちにお蕎麦も到着。おいしくいただきました。 さて、次は。ブロガー諸氏のレポにも必ず登場する、元?山ブロガーのご夫婦が経営するベーグル屋さん「パンセ」さんへ。これまた、ベーグル大好きという『ツレテケ2』が「冷凍しておけば、当分、朝ご飯になる・・」と爆買い。店の前からは八ヶ岳を一望するのだが、やっぱりちょっと雲の中。 渋の湯方面に向かって走り、どんどん上がっていくと突然立派な駐車場。すっかり観光地になってしまった「御射鹿池」ただのため池なんだけどね。東山魁夷の日本画のスケッチモデルになったということで一躍有名に。 渋辰野館の手前からカラマツ林の中を走ってR299に抜ける。少し下って横谷観音へ。周辺を少し散策。まだ秋らしさは少ないけれど、気温は20度を下回り、思わず上着を羽織る。やっとこんな季節になったか… さらにR299を駆け上がると、麦草峠へ。午後になると駐車場もやや空いていて、すんなり置ける。ちょっと白駒の池まで散歩。苔の庭をのんびり歩いて、池の畔まで。池畔が真っ赤に染まるのは、あと2週間ほどか。白駒荘まで行って、コーヒーをいただく。小屋の脇にはナナカマドに真っ赤な実がついていた。小海町へ下って、さいごに「八峰の湯」で温泉を堪能。 まだ少し早い、初秋の山の空気を味わった。