インナーチャイルド・思い癖発見ワークをしていて、潜在意識についてもっと上手に説明できたらいいかな〜と思ったので、ちょっとまとめてみました。今の段階で私がみなさんにお伝えできることを書いてみたいと思います。（長いです）
私たちの意識は、三つの層があると言われています。
- 顕在意識
- 潜在意識
- 超意識
顕在意識というのは、私たちが日常生活を送っているときに使っている意識で、思考や理性と言われているものです。でもこの顕在意識、全体の意識のたった５%しかないと言われています！！！残りの９５%は、なんと潜在意識と超意識の領域。つまり、私たちは、生きているようで、ほぼ無意識状態なんですね（苦笑）！
潜在意識というのは、無意識の領域です。思い癖、口癖、行動パターンなどがそれにあたります。ついつい無意識にやってしまうこと、感情のパターン、思考のパターンは、この潜在意識の中に埋め込まれた記憶によるものです。
超意識というのは、潜在意識よりももっと深いところにあるものです。ひらめき・直感・インスピレーションなど、より純粋なエネルギーの場とも言えます。
超意識とのパイプが太く綺麗になればなるほど、インスピレーションが降りてきやすくなりますし、物事をより深く理解できるようになり、無意識のパターン化された行動からも外れているので、自分で自分の人生を操縦している感覚になります。でも、私たちの多くは、超意識にうまくアクセスすることができないでいます。
なぜならそれは、パイプである潜在意識に、過去の記憶（原因と結果の法則によってパターン化されたもの）がたーーーくさん詰まっているからなんです。
（傷ついたまま取り残されたインナーチャイルドも含め）幼少期から現在に至るまでの記憶に加え、何百、何千ともある過去生からの記憶が全てが潜在意識に埋め込まれているので、パイプが詰まるのも当然です！
では、どうやってパイプをお掃除していけばいいの？という疑問が湧いてきますよね。それが、記憶からくるフィルターのお掃除なんですね。フィルターには、いくつもパターンが刻まれています。
パターン化してしまう原因として、原因と結果の法則（カルマの法則）が大きく関わってきます。例えば、こんな過去生があったとします。（実際に過去生リーディングで出てきたものを、少しアレンジしてます）
イタリアの田舎で、両親の愛に包まれながら、平凡に暮らす女の子。飼っているやぎのお世話が大好きでした。お父さんも普通の農家でしたが、女の子が５歳の時、村の人の誘いに乗り、ビジネスを始めることになりました。が、突然、お父さんが始めたビジネスがうまくいかなくなり、借金まみれ。家族は飼っていた動物（財産）を全て手放し、家も手放さなければいけなくなりました。それでも、借金を返すことができなくなり、その女の子は、両親から引き離され、遠い親戚の元に送られることになりました。お父さんはその後すぐに病気で亡くなり、お母さんは、借金返済のために住み込みで働く生活を送り続け、結局女の子との再会を果たすことなく、亡くなっていきました。
この過去生を持ったAさんは、今世では立派な職業につき、お給料も申し分ないのに、「お金がなくなることへの不安」を常に抱えて生活していました。つまり、潜在意識の中に、「お金がなくなる＝愛する人との別れ」というパターンが刻まれてしまったのです。だから、なぜかわからないけれど、お金への不安が常にある状態になっていました。
でも、その無意識のパターンが顕在意識に上がってくると、今現在の状況とは異なるということが理性で分かりますよね。そうすると、そのパターンを意識的に手放すことができます。そうすると、一つ、パターンを解消することができます。不安も一つ手放すことができるようになります。
それが、パイプ（フィルター）のお掃除なんですね。
私たちの身体には、自然治癒力というものが備わっていますが、魂にも治癒力があります。過去の記憶を癒やして、解放して、真我（本来の姿）に戻りなさいー、と、いつもサインを通して、リマインドしてくれるシステム（魂の治癒力）を備え持っています。
で、魂の治癒はどのようになされるかというと、オーラ（情報）のヒーリング、または「現実を通して感じる感情」を鍵に、意識的に解放していくプロセスを通して行われます。（そのサインに気づかなければ、そのまま死んでいき、死後に光の存在と来世の計画を立てます）
例えば、私の現在最もホットな話題で言うと、前回のブログで書きましたが、ホストファーザーに殺人者よばわりされたことによって、激しく揺さぶられ、色々な感情が出てきました。
本質を見てもらえなかった悲しみ、偏見の目にさらされる痛み、自分を信じることへの疑い、人と接触することへの罪悪感、自由に外に出てはいけないのではないかという罪悪感、通常の私の意識ではほぼ感じたことのなかった色々な感情が呼び起こされました。
なぜこの現実が引き寄せられたかというと、「魂の治癒プロセス」の中で、
あなたは、この潜在意識に埋まっていた過去の傷（私の場合、魔女狩りの記憶）を癒す時期に来ましたよー、この傷を持ったままでは、パイプは綺麗になりませんよー、もう癒す強さが備わってますから、解放してあげてくださいよー、
とサインが送られてきただけなんですね。その現実を見せてくれたホストファーザーは、本当は、「無自覚の愛の演技」をしてくれてるだけなんです。（私が好きなDilaさんがよくおっしゃっています。）
そして、この現実として現れる「過去の傷を知らせるサイン」って、ハイヤーセルフからの、ものすごーく深い愛が隠れていて、現実を生きる私が「乗り越えられる」タイミングでしか出てきません。今世での課題も、乗り越えられるから、今私たちはここにいるんですね。
このブログを書いていたらですね、またメッセージのように音楽が流れてきました。エニグマの「That’s why we are here」（だから私たちはここにいる）という曲です。 いやー、エニグマってすごいスピリチュアルだったんだなぁと今更ながら、また深い感動。そして、シンクロがすごい（笑）
（本当はやっちゃいけないんだと思いますが、歌詞を載せちゃいます。笑）
We came out from the deep
私たちは、深いところからやってきた。
To learn to love, to learn how to live
愛を学ぶために、そして、生きることを学ぶために
We came out from the deep
私たちは、深いところからやってきた。
To avoid the mistake we made
私たちが過去に犯した過ちを繰り返さないために
That's why we are here
だから、ここにやってきた。
We came out from the deep
私たちは、深いところからやってきた。
To help and understand, but not to kill
殺し合うためじゃない。助け合い、理解し合うために。
It takes many lives till we succeed
今まで、いくつもの人生をかけたけど
To clear the debts of many hundres years
何百年もの間に巻いた種を刈り取り、クリアにするために
That's why we are here
だからこここにいるんだ
私たちは、一つ一つの傷を癒し、解放し、真我へ戻るため、
だから、今、ここにいます。
壮大な魂の旅、
みなさんは、無意識のパターンに埋もれて過ごしたいですか？
それとも、意識的に過ごしたいですか？
潜在意識を意識化する内観ワーク、ご興味のある方は、こちらへどうぞ。潜在意識をクリーニングして、ますます軽くなっちゃいましょう