明治安田生命J1リーグ1stステージ折り返しの第9節、首位攻防の天王山。
ガンバ大阪は公式戦8連勝(リーグ6連勝)と波に乗り、浦和レッズはACL敗退決定のショックをリーグ戦の連勝で払拭。2005年、2006年と優勝し、2007年、2008年とACLを制した、かつてナショナルダービーと称されたレッズ対ガンバのカード。
昨年の優勝をかけた一戦では、攻め続けて最後に失点して敗れたホーム埼玉スタジアム2〇〇2。チケット販売は5万枚を超え、スタジアムは熱い戦いを期待している。
残念ながら本日も現地参戦はかなわず。ニッパツ三ツ沢から帰宅し、珍しく地上波でテレビ観戦。
■試合結果と経過
浦和 1 - 0 ガンバ
敗退が決まったACLを考える必要がなく、連戦とは言えこの試合に掛ける意気込みが違ったか。
全体を通してパスを良くつなぎ、慌てて攻めてカウンターを食らうことを防ぎながら、ゴール前の攻防を作り出そうとしていた。なかなか得点には結びつかなかったが、良いテンポで試合を運べていたと思う。
後半、前節のケガでスタメンを外れていた関根が平川に代わって入り、宇賀神の復帰でシャドーに入っていた梅崎と李が交代する。ガンバも疲れの見えたパトリックを下げ赤嶺を投入、さらに昨季7得点の阿部を大森に代えて投入。
試合は引き続き浦和のペースで進み、迎えた後半39分、右サイドで李がインターセプトして中に切れ込み、左を走る武藤、そして更に大外からの宇賀神と繋ぎ、低いライナーのクロスをニアで阿部、中央でズラタンが詰め、見事にズラタンがダイレクトでネットに突き刺した。
守備陣も集中を切らさず、遠藤の危ないFKやアディショナルタイムの宇佐美のシュートなど、西川のセーブも光った。
これで、開幕から9節負けなしの首位堅持。次節はACLの関係で6月開催となり暫定順位となるが、2位FC東京とは勝点3差で得失点で3差あるので、FC東京が3点差以上の勝利が無い限り首位陥落は無い。
5/2(土) 14時キックオフ
埼玉スタジアム2○○2
観客数:53,148人
天候:晴 気温26.0度
主審:佐藤 隆二
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■そのほかの試合結果
名古屋 3-0 湘南
山形 1-0 横浜FM
鹿島 0-1 甲府
柏 0-0 清水
FC東京 2-1 川崎
広島 2-0 仙台
松本 1-2 新潟
鳥栖 1-1 神戸
名古屋は田中輝希のパスを永井が決め、川又、闘莉王の追加点で完封勝利、順位を6位に上げた。
FC東京が、有名な方の武藤の得点もあって公式戦4連勝(リーグ戦3連勝)、多摩川クラシコを制して2位に。川崎は2連敗で5位に後退。
広島が公式戦5連勝(リーグ戦4連勝)で4位となり、甲府はリーグ戦の連敗を6でストップするも依然最下位。清水は開幕せで勝利して以来リーグ戦で勝ちに見放されている。