高円宮杯U-18サッカーリーグ プリンスリーグ関東
第1節 三菱養和SCユース vs 昌平高校
4/12(日) 16:00キックオフ 三菱養和巣鴨スポーツセンター
開幕前は高揚感に溢れ、「3位以内に入ってプレミア参入戦を突破し、1年でプレミア復帰する」 この目標を今なら声高に叫ぶことが出来る。
プリンスリーグ関東が甘く無いことは参加チームを見れば良く解る。Jユースが5チーム、強豪高校が4チームと、簡単に勝たせてくれる相手はいない。現実的にはプリンス残留が最低限の目標とも言える。それほど厳しいリーグだと覚悟している。
そんな思いで迎えた開幕戦。春の遠征や招待大会では(結果だけを見れば)チーム力強化に成功していたように感じる。暖かい春が戻って選手は暑さも感じるだろう。ホームでどんな試合を展開したか…
○ 三菱養和 2 - 1 昌平高校
結果は見事に勝利した!
■スタメン
GK 18塚田
DF 4清野、5佐藤、16杉山
MF 2田嶋、8根上、3鯨井、23久保井
FW 10松井、7瀬古、14平山
■選手交代
HT 根上→15齋藤
76分 鯨井→17戸張、
79分 田嶋→19八木原
■試合経過
3分 昌平10番のミドルが決まり先制。
6分 CKからのこぼれ球を左SH鯨井がマイボールにして、左サイド深い所から浮き球で入れたクロスをボランチ田嶋がヘッドで決めて、早い時間帯で同点に追いつく。
前半はそのまま全体としては養和ペースながらも得点に至らず終了。危ないシーンもあったので後半に向けて修正が必要。
後半、メンバーチェンジにより前線からの激しいボール奪取が増え、より養和が攻勢を強めつつも、なかなか得点に至らず、試合は終盤を迎える。
87分 八木原のシュートのこぽれ球を平山が詰めて勝ち越し点。
ロスタイム2分を含む最後の昌平の攻勢を全員で跳ね返し、そのまま養和が守り切って試合終了。開幕戦を勝利で収めた。
前半、慎重に試合に入り過ぎたせいか、相手との距離感か離れ過ぎ、立ち上がり早々に見事なミドルを決められてしまった。
早い時間帯に同点にしたことで、試合そのものは落ち着いて支配出来ていたと思う。ただ、ブリンス昇格チームを相手にするのであれば、前半のうちに相手に「やれる!」という気持ちを持たせてしまい、そのまま折り返してしまったことは反省すべきではないか。
後半はしっかりと前線から激しくボール奪取に行けていた分、危ないシーンは少なかった。
全体としては、監督が声を掛けていたようにシュートの意識が足りなかったと思う。シュートを打てば何が起こるかわからない。相手に当たって入るか、こぼれて誰かの足元に来るか。結局決勝点はこぽれ球だった。綺麗に決めなくていいから、シュートの意識を高く持って、貪欲にゴールを狙って行きたい。
相手チームに養和と戦う「怖さ」を試合の序盤に感じさせておくことも大事なことだと思う。戦力としては先発もサブも変わらないくらいのレベルにあると思うので、前半からガツガツ、ガンガン行って良いと思う。