ヴォーリズ記念館

1931(昭和6)年完成

当初は幼稚園の職員寮として設計されましたが、ヴォーリズ夫妻が最後に暮らした家になります。

素朴な和洋折衷式で、外壁は木製板の下見張りでステイン塗り仕上げ、白い窓枠。

内部写真は公開不可のため、外観のみ。

玄関に外開きの虫除け網戸がまず付いていて、その奥に内開きの玄関ドアがついてるんですよね。

湿気でハエとか蚊、虫が多い日本仕様なんでしょうか。玄関入ると当時紐履を履き替えるために作り付けのベンチがあって、これはいいですね。

写真が載せられないのが残念です。


近江兄弟社学園


近江兄弟社学園ハイド館

1931(昭和6)年完成

キリスト教信仰の結びつきにより、ヴォーリズ氏はアメリカのA.A.ハイド氏(メンソレータムの製造販売をしていた)から共感を得てハイド氏の多大な寄付により建てられた。幼稚園教育の場として使用された。ヴォーリズ氏のミッションスクールの原点のような建築物である。内部写真は不可。

ヴォーリズさんが来日した際に持ってきたトランクが、奇跡的に一個残っていて展示してありました。体育館は、バスケットコート一面分の大きさがあり、当時は柱を立てずにバスケットコート一面分の広さの建築物を建てたのは画期的だったそうです。講堂の前面には舞台があり、後方にはオルガンと階段式の長椅子がありました。木造の体育館です。素敵です。


自分はミッションスクールに6年通っていたのですが、体育館に、礼拝の時に座るやはり同じような階段式の椅子があったなぁと、母校の事をひっさしぶりに思い出しました。(私はあんまり学校に馴染めなくて、キリスト教にも馴染めなかったんですけどね😅)