テレビでのスポーツ観戦には付き物ですね。
そしてテレビ放送ならではの楽しみの一つでもあります。

実況解説

個人的な、ベストオブ実況解説者は何と言ってもサッカーの松木安太郎氏だと思っています。
技術的な事はわたしには語れませんが、松木さんの実況はとてもわかりやすいなと。
以前読んだ記事では、必ず選手の名前だけでなく背番号も含めて解説をすることを心がけていらっしゃるという事。これは観戦する側からすると非常にありがたいと思うのです。特にそこまでゲームに詳しくない人間からすると。その記事を読んだ時には目からウロコでした。ウロコどころか背ビレも出てくるかと思いました。
そのわかりやすさももちろんですが、一番僕が、いや全国の松木安太郎氏ファンがあの方を愛する理由は、共感のしやすさであると思います。
日本代表チームが点数優位時の、ロスタイムが、予想を超えた分数だった時の

ふざけたロスタイムですね

と言う解説は、もはや伝説的なものでしょう。

期待する選手が結果を出した時の

やっぱり〇〇選手!

と言う、そのやっぱりという言葉のチョイス。

審判の判定より先に漏れ出てしまう

PKだろ!?PKだろぉ!!?

の熱。



そのどれもが、なんとも共感できて。ぶっちゃけなんとも笑えてくる。
もはや親戚のように愛しくなる。


わかりやすさとエンターテイメント性を兼ね備え、さらには共感性、おまけに親近感さえ抱かせてくれる。


これは完璧だ。
と思っています。


が、

本日言いたいのは


我らが新日本プロレスにも

この方がいるという事。


そう。ミラノコレクションAT氏

この方、プロレス解説界の松木安太郎氏と言っても過言ではないのではと思います。

確信を得たのは本日の3.6新日本プロレス旗揚げ記念日大田区立体育館大会の事でした。

リビングレジェンド獣神サンダーライガー選手対現ジュニアヘビー級チャンピオン石森太二選手の試合での事。

ライガー選手に石森選手が関節技イエスロックを決めた瞬間でした。

関節技を決められたら、ロープに逃げるか技を解くか。どうにかふりほどこうとします。

出来なければ、手で床などを叩きタップアウトをしなければなりません。
これは、言わば、

参った。

のジェスチャーなのです。




まさにその瞬間でした。

タップアウトに向かいライガー選手の手が伸びた瞬間解説席から




叩いちゃダメ!叩いちゃダメ!!!

の大絶叫が。



はい。


このワードセンスです。


負けるな、ふんばれ、諦めるな、技を返せ、我慢だ、ロープに逃げろ、

幾多の言葉がある中で。

たしかに、叩くな!これはあるでしょう。
大の大人。しかも、プロレスの世界ですからなんとも男らしい言葉の飛び交うものです。


しかしミラノさんの発した言葉は


叩いちゃダメ


なんて可愛らしいのでしょう。しかし、なんと腹の底から出た言葉なのだろうと。私は思いました。
シンプルです。そこには見栄も、知識も何もないとてもシンプルな言葉。わかりやすい。
、ダメ!って。
これもう、童心に帰ったようにプロレスにのめり込んでいると思いませんか?
解説者が。
1ファンの発する言葉だと思うのです。


そうなんです。
テレビ越しの僕も全く同じ思いだったのです。


ダメダメダメ!

そう思って見ておりました。

まさに共感。

ちょっと遅れて、いやダメって。と笑えてきました。でも物凄く気分は上がってます。

まさにエンターテイメント。

でもその気持ちわかるーとなんか近くに感じました。

まさに親近感。


はい。

これです。


ここに、
ミラノコレクションATさん、プロレス解説界の松木安太郎氏説を提唱させて頂きます。



是非みなさまも。

新日本プロレスワールドに加入して、素晴らしい選手のパフォーマンスと共に、

ミラノコレクションATさんのたまらない解説に酔いしれてください。



以上、鯨井康介の、
勝手に回し者

のコーナーでした。


ばーい、せんきゅ。