藤間勘十郎文藝シリーズ
『恐怖時代』
『多神教』
ご来場いただきました皆様、ご声援いただきました皆様。
誠にありがとうございます。
三越劇場での全日程が無事終了いたしました。
楽しんでいただけましたでしょうか。
最初は、なんじゃこりゃ。
じんぶさん?にん?ぷ?ふ?ぶ?ばびぶべぼばば
わからんぞこりゃ。
調べてみると
あ、なんだ。ゆきえか。ん?は?
ゆきえっ!??!
ゆ、ゆゆきえっ?!
、、、女の人?
などと。
自分の名及び性別すらわからない状態からのスタートでおりました。
御家老様。
偉い人。
もちろん男。
そこからはタイムスリップといいますか、異文化コミュニケーションといいますか。
ドキドキの稽古が始まりまして。
諸先輩方に色々教えていただきながら、頑張ってみました。
時代物は所作が大変。
勿論大変です。
が、様々なその所作には意味があり、意味があるならその裏に当時の生活が見え、社会が浮かぶのであります。
そう考えていくと、楽しいものだなと。
ただ難しいと遠ざけるのでなく。そうやって寄り添うと腑に落ちてくる。
刀の置き方、袴のさばき。頭の下げ方。
意味。
意味大事。
またひとつ勉強になりました。
カッコいい!とにかく。稽古初日から目を奪われっぱなしでした。その一挙手一投足に。
優しい。面白い。の深み。
なんでしょう。深いのです。憧れます。
久しぶりにご一緒させていただけました。
今回一番にお世話になったのがいっちーさんです。
何を聞いても、どれだけ弱音を吐いても全てを受け止めてくださったいっちーさん。
嗚呼感謝。
北翔海莉さん。
光栄なことにこうしてご一緒させていただけました。
そのお人柄の良さ。芸事への真摯な姿。座長としての振る舞い。全員への気配り。
ああ、学ぶ事しかねぇ。
そんなお部屋様でした。
今回も皆様からたくさんのメッセージや、お花を頂戴し、心強かったです。
ありがとうございます。
らぶ