こんばんは

世間がクリスマスモード真っ盛りな今日この頃。
皆様いかがお過ごしですか?
浮かれ散らかしてますか?
浮かれ散らかしましょうね。せっかくですから。小躍りくらいはしましょうね。ミュージックに身体を委ねて。



さて話は変わって

BIRDMAN~ライト兄弟、空の果てにあるもの~

昨日無事全日程終了いたしました。ご来場いただきました皆様、ご声援いただきました皆様、誠にありがとうございます。

いかがでしたでしょうか?

楽しんでいただけていましたら幸いです。

ライト兄弟の、お兄ちゃん。ウィルバーライトという、実在する人物を演じさせていただきました。
それも、舞台上では基本45歳設定の。回想なかでは、11歳も演じるというオプション付きで。
自分にとって、かなりの挑戦でした。
年齢ももちろんですが、兄という立場、また、成功の先の苦悩。
超弟気質の、成功を目指し途中の28歳。
よし、自分の持つ経験はあてにしないぞ。という思いで臨んだ稽古初日が懐かしい。

でも、反対に。そのおかげで、一つ一つ丁寧に解剖し、演出浅井さんと話し合いながら、この作品におけるウィルバーさんを求めることが出来たので、その時間が楽しかったなと。

新たな発見と、更なる自分の課題をたくさんくれた役を頂けた事。感謝です。


初めて参加させていただいたOne on Oneさん。
作、演出、作曲を手がける主宰の浅井さやかさんを中心とした、日本で、オリジナルミュージカルを創り続けている団体。
劇団ではないらしいのですが、今回の座組みは、まるで劇団のような仲の良さ。
皆様One on Oneお馴染みのキャストさんだったようで、初参加の私としましては緊張しながら稽古に入ったのですが。

皆様とても気持ちのいい方々ばかりで。
すぐにお仲間に迎え入れていただきました。
このカンパニーの素敵なところは、よく笑うところ。
稽古場のあちらこちらで、笑い転げている人の姿が見られて。
すごく、楽しそうにお芝居をつくっていくカンパニーだなというのが一番の印象です。素敵。

僕はみんなの歌声が大好きです。
僕は今回作中のほとんどの時間を舞台上で過ごさせていただいたので、みんなの歌を一番近いところで聴かせていただきました。自慢。
いい時間だったなぁ。
これも、感謝。

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千秋楽の写真、我が弟が不在ですが。

そんな我が弟、オーブ役、内藤大希くん。

彼とは、始まる前は、共通の知人を介して、ご挨拶をさせてもらった程度の面識しかなかったのですが。
今回ご一緒させていただけて、彼の素敵さを知ることができました。
僕が、しっかりとガードを固めて戦うボクサーだとしたら、たいちゃんは完全にノーガード戦法といいますか。華麗にパンチを避けて、ヒラヒラと自由なパンチを相手に打ち込むような、そんなイメージです。わかりにくいかな笑
要はタイプが違うというか。それプラス、彼を羨ましく、そして頼もしく思うのです。

兄弟という間柄を演じさせてもらえたのも大きかったのかもしれませんが。
彼と二人で、あの兄弟関係を築いていった時間は、とてもエキサイティングでした。

二人でたくさん話しをして。
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役についても、作品についても語り合いました。

彼とライト兄弟を演じることで、初めて自分のウィルバーライトが生まれたと、そう思います。心より感謝。
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ありがとう、たいちゃん!


個人的に、2015年最後の作品を、こんなにも優しい笑顔に溢れたカンパニーで締めくくれたことをとても嬉しく思います。
感謝の気持ちでいっぱいです。

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以上、BIRDMANの思い出でした。
改めまして、ご来場いただきました皆様、誠にありがとうございました。


鯨井康介