今日は

読書の日だった。

重松清さんの


「とんび」

を読みました。

ドラマの原作です。
周りのかたから散々勧められつつも、なかなかその時間に家にいられたことがなく。ずっと見ることができていなかったドラマ。

先日やっと見ることができました。

すると。

私は激しく後悔しました。
何故今までこれを見逃していたのかと。

大号泣でした。
父と子の絆のお話。
そんな彼等を応援する温かい人達のお話。

大好きなお話でした。


ということで、DVD化を待てずに原作を。


読みました。

すごく素敵な小説でした。内容もさることながら、筆者の語り口が優しくて優しくて。
読んでいて本当に温かい気持ちになりました。見守ってしまった。親子を。

そして、Twitterにも書きましたが、読了後感じたのは、

まるで両親の想いを覗いたような。

そんな気持ち。


筆者あとがきに、

ご縁あって本書を読んでくださったあなたの胸にも、それぞれにヤスさんと似たところのある誰かの顔が浮かぶといいな、と願っている。


とありました。


自分にとっては、それは父であるような気がしたのです。

まあ、ドラマでヤスさんを演じられている内野聖陽さんに、我父が少し顔がにていることも大きいかもしれませんが(笑)

温かい気持ちになりました。今日は。

皆様、お時間あれば是非読んでみてくださいな。


それにしても、我父を内野聖陽さんに似ているなどと、末恐ろしくもブログに書いてしまう私は。
親バカならぬ、息子バカか。

仕方ない。かっこいい父なのだから。



全国息子バカ協会埼玉支部所属、鯨井康介