今日初めてシルク・ドゥ・ソレイユ『ZED』を見てきました。
始まる前から道化師の二人組が客席内を練り歩きまして。お客さんの上に寝そべっちゃったりお客さんの鞄の中身をぶちまけちゃったり。目茶苦茶するのにお客さんの心をがっちり掴む。道化師はすごいね。
幕が開くと…いや、開くというかなんというか。ブアッて。うんそう。そんな感じ。
幕がブアッ!バッサァー!!
ってなったらそっからすごいよ。
あれよあれよと異空間。
人間離れした技の数々。人間ってすごいなと関心してしまう知恵の数々。装置なんてもうすごいよ。ガッチャガッチャ動くしね。
アーティストももちろんのこと、彼等を支えるスタッフの力に感動してしまいました。
サーカスと呼ぶのかアートと呼ぶのか。
ものすごい世界にどっぷり浸かってきました。
百聞は一見にしかずたあまさにこのことでがす。
帰り道には、一人でイクスペアリやディズニーランド前をぷらぷら歩いて帰りました。
いやねでもね。
改めて思うことがありますよ。
舞浜駅。いや、東京ディズニーリゾート。
一人で歩く所じゃないね。
だってさ、もうよ!幸せオーラ全開な人々の中をよ!一人よたった一人。一人でそん中練り歩くなんて。私の精神力じゃあ無理ですよ。
…みんな楽しそうだなあ。
なんてぶつくさ言いながら、ふて腐れつつ舞浜を後にし、帰ってますと、乗り換えようと下りた駅にて後ろから声が。
「鯨井さんですか?」
テニスの王子様を見てくださった方らしい。
ほら、これさ。
いいのさこれで。
寂しさなんて一気にふっとんじゃったよ。
みんながいるさ僕にはっ!そうなのさっ!
横に誰かがいなくとも!僕にはみんながいるんだぜっ!
もうね、嬉しくなっちゃっ。聞かれてもいないのにシルク・ドゥ・ソレイユ見てきちゃったーと自慢したりしちゃって。あぱぱぱぱなんつって。何やらかんやらお話をして、「では、ありがとう!」なんてね。うん。かっこいい感じで別れを告げたんすよ。
去り際のかっこいい男演出。してやったりのニヤリ顔よ。でよ、ちらっと上を見上げれば、下りる予定と違う駅の名前さ。
ふふふ。
間違えた。
ぁーーーははっは
恥ぁーずかしっ!
あんだけかっこつけて俳優です的な顔しておいて去り際グッバイキラン的なことまでしておいてなんだよ結局お前っ!
下りる駅間違えてるよ。
かっこ悪すぎるよ。お前っ!
だからよ結局よぉ。ホームでバイバイしたんだけどよぉ、すぐに戻ってまたホームで会っちまったら恥ずかしいじゃあん?だからさ、俺よぉ、一端改札抜けてさ、駅を一周してよ、時間潰してから同じくホームに戻ったんだよ。
…まあね、ここにこれ書いてる時点でね。ブログ見られちゃったらばれちゃうわけですけどね。ふっ。ははっ。
あまりに面白情けなくてさ。包み隠さず書いちゃったよ。
はあー、なんだか今日は記念すべきほど楽しい一日だったな!
みっともなく恥ずかし面白い一日だったよ!