「ご長寿クイズ」の出場者の、あの信じられないボケ回答!でも、その形態ができる過程を経験しました。

うちは年に二回、友人6家族と宴会?をします。

夏は花脊、冬は京都市内

花脊は、今年話題の義経遮那王様だった頃に住んでいた鞍馬から、更に山奥にあります。行こうと思ったら、一本道の車で行くしかなく、いつぞやかは、私が遅れて花脊に向かったら、深夜25時頃に一本道の途中で水道工事に出くわし、もちろん進めないし、戻っても、自宅が神奈川の私としては泊まるところが無いし、ひたすら水道工事の終わるのを待つしかなかったという……。

さて、ご長寿クイズで信じられないのは、(編集もあるのでしょうが)誰かが変な回答をすると、次の回答者は、問題を無視して、前の回答者からちょっとヒネッた回答をし、問題を忘れてしまうところではないかと思ってます。

そんな実体験です。

一昨年でしたか。いつもの6家族で、その回は大人9人(♂3♀6)とお子さん8名(♂5♀3)の計17名でした。

花脊の集まりは、旧交を暖める宴会がメインなのは元より、子供達の暇潰し&日記ネタという命題がありますので、「バーベキュー」「花火」「鮎とり」「工作教室」「川遊び」など盛りだくさん。私は主に「ゲーム担当」で、「囲碁教室」「ルービックキューブの解き方」「知恵の輪解説」と、トランプ・ボードゲームの頭数合わせをやっております。

他の大人があれこれと働く中、私は子供達と遊びほうけていて、申し訳ないなぁと思っていたら、これでもお子さんの面倒を見てることになるそうです。私としては面倒見てるというよりは、真剣勝負なのですが……。以前など、小学校低学年の子供を相手に、オセロをやって、全部、私の色にしてしまいました。

……だって、強いっていうから、ついつい本気を出してしまいました……。

あ、あと、ワイン・オープナーも私の担当ですね。マイ・ソムリエ・ナイフで開けます。いつぞやかは、100人くらい集まる川原のバーベキュー大会で、百本以上のワインを開ける係を経験しました。

バーベキューでは、日ごろのお花見のノウハウを活かし、様々な食材を程よく焼いていきます。……ま、私程度のノウハウは、この6家族の中では平均レベルですが……。

さて、さんまのからくりがわかったのは、そんな環境の中で起きました。

当時、小学生のまきちゃん(仮名)がいきなりなぞなぞをはじめました。

まきちゃん「下は大火事、上は洪水なぁーに?」
大人A「フロ」

最近は、お風呂の下に火があるなんてお風呂も減りましたけどね。

なぞなぞ、クイズ、パズルって、違うと思うんですよね。

クイズは、質問に対しての知識です。パズルは知識は無くても考えれば(理論的には)解ける、なぞなぞは洒落が入ってるんですよね。

まきちゃん「空の上にあるもの、なぁーに?」
大人B「シ」

まきちゃんはちょっと不機嫌になりました。

大人一同「ま、まずい……。」

まきちゃん「家の入り口にある缶は?」
大人A「うーん。雨漏りを受ける空き缶」
まきちゃん「違います。」

大人B「やかん」
まきちゃん「ちゃう。」

大人C「なべやかん」
まきちゃん「ちがうー。なんでやねん!」

まきちゃん、ちょっとご機嫌。

大人一同は、ボケ比べで、これはこれで楽しい。

大人X「裁判官」
まきちゃん「違ぁーう」

大人X「事務次官」
まきちゃん「何やそれ。」

もう、回答者(大人)は、語尾に「カン」がつく単語のボキャブラ・コンテストです。

大人X「ちかん」
まきちゃん「アホか。」

大人X「どんかん」
まきちゃん「はい、次!」

あ、まきちゃんも空き始めてきた……。でも問題忘れちゃた……。

大人F「あ、問題は何でしたっけ?」

この瞬間です。ご長寿クイズの謎が解けたのは!!

ボケに必死になってるうちに、質問を忘れてしまうのです!!!
こ、これがご長寿クイズのからくりか~と気づいた瞬間でした。