上質のお鮨と天婦羅を交互に楽しめる和食屋さんへ。
活気を取り戻してきた、みゆき通り沿いにあるビルの5階。
「シャネル 銀座並木」近く、1階に「銀座エバンス」があります。
『銀座 よこ田』
板場横のカウンター席へ。
個室が幾つかあるようで、結構賑わっていました。
■天冨良と鮨「蘭」 12,000円
座付き
小丼
握り3種
本日の天婦羅 3種
季節の天婦羅 3種
温物
握り 4種
赤出汁
甘味
天婦羅と逸品料理を織り交ぜたお任せ握り会席を。
■アサヒスーパードライ 生ビール
良く冷えていて、のど越し最高ーでした。
■しじみのスープ
■小丼
キャビア 白海老 醤油いくら 飛子 赤酢しゃり
鮨と天麩羅はカウンターテーブル上の段の長角皿で。
高さがあるので自分にはちょっと取り辛い・・・。
■九絵 長崎
なんと、握鮨の筆頭は天然の九絵でしたよ。
おぉ~、っと思わず驚きの声が出てしまった。
ほど良い身の締り具合、甘味が広がる。
■鰤 氷見
大とろの腹節、サクッと、酸味あり。
■本鮪 大とろ 那智勝浦
11月に那智勝浦産は初めてでした、100㎏ぐらいだそうです。
天然本鮪らしい酸と深い旨味、脂の乗りも最高。
たまらず、日本酒を。
■嘉泉 本まぐろ HONMAGURO 純米吟醸 田村酒造場 東京都福生市
アルコール度数:15 精米歩合:50% 日本酒度:+7~+9
田村酒造場の敷地内から湧き出る秩父奥多摩伏流水を使用、
まさに「本鮪」の刺身など魚料理に合うように造った純米吟醸酒。
辛口ですっきりした後味、香りの余韻がつづく。
日本酒はすべて、切子のお猪口で。
■車海老
天麩羅の筆頭は、甘味のある甘海老から。
■原木椎茸
衣が軽くてサクサク、熱々!!
■雲子 北海道
菊子とも言われますね、道内ではタチ。
真鱈の白子、表面はサクッと、中はとろ~りと。
■赤茄子 熊本
水分が多くジューシー、甘~い。
■帆立 宮城
中はレア状態、甘~い。
■安納芋
まさにデザート感覚のさつまいも。
■飛切り 特別純米酒 天領酒造 岐阜県下呂市
アルコール度数:15 精米歩合:60% 日本酒度:+4
飛騨産酒造好適米「ひだほまれ」を100%使用。
最初はまろやかに感じるけど、じわじわとコクが。
後味がスッキリしていて、かなり美味しい~。
■鮟鱇とあん肝の茶碗蒸し
濃厚なのかと思いきや、意外とあっさりしていて。
でも、奥深い美味しさで、今まで食べたことがない茶碗蒸し。
■赤だし
豆腐、三つ葉、わかめ、濃厚でしっかりした味わい。
かなりの量の鰹節を使っているようです。
名古屋出身の私にはたまらない逸品。
■鶴齢(かくれい) 純米吟醸 青木酒造 新潟県南魚沼市塩沢
アルコール度数:15 精米歩合:55% 日本酒度:+0.5 使用米:越淡麗
原料米は、「山田錦」と「五百万石」をかけ合わせて
育成された新潟県の酒造好適米「越淡麗」を使用。
香り良く、やや甘め、気持ちぴりっと酸を感じる。
コクのある旨味の余韻がつづく。
■本鮪 赤身 那智勝浦
柚子を上からぱらぱらっと。
天然本鮪らしい酸と濃い旨味、しっとりとしていて。
この切り付け方を見ると・・・、部位はどこだろう?
■かます 三重
上から酢橘がけ。
かなり厚みのある切身だけど、かますかなぁ・・・。
■金目鯛 銚子
湯引きではなく、珍しく皮引きで。
今月の始めに下田で金目鯛食べたけど、
さすがにこちらは上物で美味しかった。
■伊佐木 上五島 小値賀島
たぶん、板さんこだわりの逸品だと思います。
九州の伊佐木は脂の乗りの良さで知られていますが、
五島近海物は更に身の締りも良くて格別のうまさがありますね。
■洋梨のシャーベット
ブルーベリーソース、キウイフルーツ、パイナップル添え。
■抹茶
最後は〆シャンで。
ホール担当の若いスタッフさんたちは、
まだ不慣れなようで色々と気になってしまうことが・・・。
料理は美味しいです。
奥の厨房で揚げる天麩羅は、衣が軽くサクサクっと。
全部塩でいただきました。
鮨の赤しゃりは、やや酸強めで自分好み。
ぱらぱらっと口の中でほどけていく、種とのバランスも良い。