料理、器、雰囲気、ホスピタリティ、良かったぁ~!!
良いお店、見つけちゃいました。
名駅地下街「ユニモール」から直結。
堀内ビルディング名古屋駅前B1Fのレストラン街にあります。
周りの店舗とは違う別世界への入口のような外観。
『眞-sin-』
今年2回目の帰省。
丁度、出張や所用などで名古屋へ来る友達とお店で合流することに。
ゆったりと会話をしながら個室で楽しい~ランチタイムを。
■ドゥラモット・ブリュット・ブラン・ド・ブラン シャンパーニュ
淡い黄金色。
果実味がしっかりした馴染みのある泡で乾杯。
前菜。
■あん肝豆腐と焼きズワイガニのあんかけ
金箔色の二枚貝を見立てた器で。
滑らかなあん肝豆腐、風味の良い焼きズワイガニのむき身の餡。
■鮪たたき
海に見立てた色鮮やかなお皿に鹿児島県産の本鮪赤身のたたき。
山芋の千切りの上にキャビアをのせ、土佐酢のジュレと香味野菜でさっぱりと。
■ルイ・マックス シャブリ サン・ジャン ブルゴーニュ グラス
ミネラル感、ふくよかな口当たり。
酸はやや控えめで、この鮪たたきとの相性も良い。
シャブリではあまり見かけない、ポップなエチケット。
■グリエールチーズといくらの春巻き
パリパリの薄皮の中に、
プチプチっと口の中で弾ける醤油いくらが入ってます。
滑らで甘味のあるグリエールチーズと塩気のある醤油いくらの
異なった食感と味が想像以上で美味しかった!!
付け合わせは、豆乳のアイス。
このタイミングでデザート系の箸休めが来るとはちょっと驚きでした。
■和牛のテールと鰻の赤ワインソース
プリプリの和牛テールと、愛知県一色産の鰻のコンビ。
ほんのり酸味のあるワインソースで。
下に敷かれた白い物は、ユリ根のピューレ。
和テイストな創作系フレンチっぽいですね。
■ハッピーポーク炭火焼き
香りが良く、しっとりとした食感の知多県産ハッピーポークの炭火焼き。
付け合わせに、銀杏、黒あわび茸、ししとう、蓮根のフライドチップ。
振り塩になっているのでそのままでも良いし、有馬山椒のソースも美味しい。
付け合わせに粒マスタードと焼きりんご。
黒塗りの大きな土鍋が用意されて。
蓋を開けると、ふわぁ~っと、お米のいい香りがする。
甘くて、少し粘り気のあるこのお米は、北海道のゆめぴりか。
お椀は、大好きな赤だし。
〆のごはんも良かった。
■次郎柿と酒粕のアイス
サクサクの次郎柿は、少し炙られているようでした。
酒粕の風味がしっかり効いたアイス。
酒粕は、地元名古屋の「九平次」を使用しているそうです。
■和紅茶 足助
■ランチコース 5,400円(税別) 全8品
伝統や文化に根差した食材や調理法にとらわれず、
自由な発想で料理を提供する「イノベーティブ・フュージョン」
を取り入れた創作和食店。
陶器は、瀬戸、多治見物を多く使用しているそうです。
スタイリッシュなカトラリーも見逃せない。
店内は、ラグジュアリー感溢れる落ち着いた空間。
お店の外観、そして入った瞬間は敷居が高そうに思うかもしれないけど、
全然そうではなくて、お店の人達はアットホーム的な対応でゆったりとくつろげる。
今回のランチコース、この料理内容ならかなりリーズナブルな料金設定だと思います。
そのままディナーコースにしてもいいぐらい。
もしまた機会があったら、次回は、このカウンター席を利用したいですね。
眞 (イノベーティブ・フュージョン / 国際センター駅、名鉄名古屋駅、近鉄名古屋駅)
昼総合点★★★★☆ 4.2