仙台からJRで約35分。
今回の目的地、『作並温泉』にやって来ました。
送迎マイクロバスに乗って宿泊先へ。
チェックインを済ませ荷物を預けて、また同じマイクロバスで
送ってもらいました。
しかも、自分たち二人だけのために・・・ありがとうございます。。
『ニッカウヰスキー仙台工場 宮城峡蒸留所』
17年前ぐらいの夏に一度来ていますので今回で2回目。
北海道余市蒸留所へは2回行っています。
以前は、ゲストホールにあった見学受付所が少し離れた場所に
新設されていました。
見学の申し込みを書いて、この場所で創業者「竹鶴政孝」の
ウイスキーづくりのエピソードのVTRを見ながら、
見学時間が来るのを待ちます。
さぁ、出発です!
アテンダントのお姉さんの後を、
自分たち夫婦の他に、4名の計6名のチームで回ります。
一番最初に案内されたのが、
■キルン塔
キルン塔では、ピートを燃やし、麦芽を乾燥させる工程を行います。
※ピート:ヨシ・スゲなどの水辺植物が堆積(たいせき)し炭化したもの
ピートは産地によって香りの個性が異なるそうです。
■仕込棟
(モルトウイスキー)
仕込棟では、糖化釜でつくられた麦汁に酵母を加え発酵させて、
アルコールに変える工程を行います。
仕込棟では、糖化・醗酵の作業を
最新のコンピュータによって管理されています。
■蒸留棟
(モルトウイスキー)
蒸留棟では、醗酵液を加熱しアルコールを取り出す
工程を行います。
宮城峡の「ポットスチル」は、余市のストレート型とは異なり、
首の付け根が円く膨らんだバジル型が特徴です。
この部分の働きで、重めの香り成分を含んだ蒸気の一部が
液体となって窯に戻るため、
スッキリとしたソフトな原酒が出来上がります。
っと、
アテンダントのお姉さんが、VTRを見ながら説明をしてくれます♪
このポットスチルに〆縄が付けらているのは、
創業者「竹鶴政孝」の実家が広島の造り酒屋だった
影響を受け継いでいるからだそうです。
見学の最中に雪が降ったり、止んだり。
係り?のおじさんが、こうやって人数分の傘を持って、
自分たちの組について歩いています。
結局、使用することはありませんでしたが、
こういった配慮がステキですね。
帰る時に外で写真を撮っていたら、
このおじさんが自分たちに近寄って声を掛けていただき、
記念写真を撮ってもらいました。
宮城峡蒸留所の南側を流れる、「新川川」(にっかわがわ)の
伏流水を水源にしているそうです。
「にっかわがわ」の名称は偶然だそうです。
写真にあるように、実際に飲むこともできます。
■貯蔵庫
アテンダントのお姉さんが、認証番号を入力して鉄扉を開けると・・・
イイ~香り♪
熟成年数ごとの香りを体験することができます。
3種類の樽がありますが、年数は忘れました・・・
右の樽から若い、というのは覚えています。
シェリー樽はみなさん、お馴染みだと思います。
見学案内の最後は、
お待ちかね、ゲストホールでの試飲・・・
ですが、
長くなってしまうので、工場見学のレビューはここまでにします。
次回、『試飲編』をお送りします。。